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特別なスキルがなくてもできる    これからの「こっそり副業」の始め方!第1回

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本業一筋という考え方の時代は終わり、近年急速な副業解禁が進む昨今、企業の副業解禁率は約50%を超えてきています。
しかし、いざ副業解禁と言われても「何から始めたら良いのか」「自分には何ができるのか」迷う方はとても多いです。
本イベントでは、これから副業をしていきたい方々に向けた書籍「こっそり副業術」の著者である土谷愛さんから、副業に踏み出していくためのステップや、考え方、本書に込めた想いなどを伺っていきます。
(この記事は#JMAM出版トーク『これからの「こっそり副業」の始め方』のトークイベントを元にしています)

「あなたは、今の仕事とお給料だけで本当に幸せですか?」

土谷愛(以下、土谷):今日は『これからの「こっそり副業」の始め方』ということでお話をしていくんですけれども、まず最初に皆さんに重要な質問です。

これを見ながら自分の心に問い掛けていただきたいんですけれども、

「あなたは、今の仕事とお給料だけで本当に幸せですか?」

いかがでしょう? 
実はこの言葉は、この本の帯にも書いてある言葉なんですけれども、結構私が普段自分のお客さまとか、会社員の方がお客さま、多いんですけれども、この質問をするとイエスと答える人、実はすごく少ないなと思っています。

仕事の内容とか、あと働き方とか、働く時間とか、お給料が、もう少しだけ理想通りになったらなって思ったことありませんか? 
ちなみに私は、今は会社員じゃないですが、会社員時代は毎日のように思っておりました。

「理想の生活」を叶えるためのヒント

皆さん理想の生活とか描くことあると思うんですけれども、でも次の瞬間こうやって思う方が多いんですよね。

「でもまあ、理想を言えばキリがないし、まあ普通こんなもんだし、みんな頑張って我慢して働いているし、もっと時間がほしいとか、もっとお金がほしいとか、そういうのはわがままなのかな」みたいな感じで、そっと感情を心にしまう方が多いかな、って思います(笑)。

でも今日、今からこの1時間でお伝えしていくことは、さっき皆さんが自分に多分問い掛けていただいたと思うんですが、理想の働き方とか、理想の仕事とか、理想の収入とか、そういう頭に描いたあなたの理想の生活」っていうのを、本当に叶えるための大きなヒントとなるお話を、副業という観点からさせていただきたいと思っております。

まず、本日の結論から言います。
本日の結論としては、

あなたの「強み」を活かした副業で、毎日のやりがいとか、収入とか、実は増やせるんです。

っていうこと。

それを今日お話ししていきたいと思います。

劣等生からの出発

土谷:強みっていっても、何で私がそんな強みを活かした副業をしようと言うのかという話を、最初に自己紹介がてら、させていただきたいと思います。
私は土谷愛と申します。今仕事としましては、強み発掘コンサルタントという肩書でお仕事をさせていただいています。とはいえ、ちょっとぼんやりしててわかりづらいかなと思うんですが、わかりやすく言うと人の「強み」です。
特徴となるところとか、売りになるようなポイントというのを見つけて、それをお金に換えたりとか、それこそ転職で活かしたりとか、今のお仕事に活かしたりとか、日常のあらゆるところで自分の強みを活かすようなアドバイスをしている人間です。

今こうやって言うと、自信満々に、「強みを見つけましょう」みたいに話しているように見られると思うんですけれども、実は私自身が、ずーっと強みが見つからなくって悩んでいた人生でした。なので、本題の前に、そこの私のストーリーの部分をちょっとお話ししておくと、より今日のお話が理解できるのかなと思うので、簡単にストーリーでお話しさせていただきます。

まず私、23歳まで、もうめちゃくちゃどん底の劣等生だったんです。学生時代から、学校の勉強ももちろん苦手で、赤点とかばっかり取ってましたし、何なら1時間の授業中で起きていられたことが、多分数えるほどしかないぐらい(笑)、勉強に集中できない子どもでした。

で、勉強できないからといって、何かが秀でているかというと、全然そんなこともなくって、運動もすごい苦手で、駆けっことかいつもビリとか、ビリから2番目とか、そんな感じでしたし。あと音楽の才能とか、美術の才能とかそういうのもなくって、毎日、毎日学校に行けば、5段階中3はもらえるので、本当に通知表は3のオンパレードみたいな感じの子どもでした。


ついでに言うと、すっごい人見知りで、人の輪の中に打ち解けるっていうことが、本当に苦手だったので、友達もめちゃめちゃ少なくって、もはや何をしに学校に行っているのかみたいな状態でした。

人見知りなのに営業に配属

そんな感じで自分に強みというか、得意なこととか、評価されるようなことが何もないなっていう、学生時代とかずっと送ってきたんですけれども、新卒で大学を卒業して就職した会社で、営業マンになったんです。営業マンをやりたかったからなったわけではなくって、100社ぐらい就活も失敗しちゃって落ちちゃったので、最後の1社がそこだったっていうだけで。


そんな理由で営業マンになったんですが、当然友達が少ないレベルで、コミュニケーション苦手だったので、売り上げを作れるはずもなく、社内で営業成績もビリで、毎日、ちょっと怖い会社だったので、社長に「お前給料泥棒だな」みたいなことを(笑)言われて、トイレで泣くみたいな感じの新卒時代を送ってました。

自分の強みに気づかされて


そんな感じで、まあまあなひどい状態だったんですけれども、24歳の時にすごい人生を変える転機が起こりました。それが今日お話しすることにも通じるんですけど、自分の強みを知ったんです。

私24歳の時に。何があったかっていうと、私が営業マンだから、プレゼンの練習を毎日毎日していたところ、ぼそっと営業部の隣の席の先輩に言われたんです。何を言われたかっていうと、

「君って本当に毎日練習してるのに、めちゃめちゃしゃべるの下手だよね」

って言われたんです(笑)。で、まあ何かグサッとしつつも、その次に先輩が言ったことが、

「でもしゃべるの苦手だけど、めちゃめちゃ聞くの上手だよね」

って言われたんです。

「土谷さんって、何でも話したくなる安心感があったりとか、つい本音を話してしまうような質問を不意に投げたりとかするから、そこはすごい強みだと思うんだよね」

と。

営業成績ビリからの逆転


私それまで営業マンって、しゃべらないと売れないと思ってたんで、しゃべる練習をめちゃめちゃしてたんですけど、その瞬間から「あ、聞くっていうことが武器になるんだ」っていうことに気づいて。ちょっと詳しく話すとすごい長くなっちゃうので簡単に言うと、ヒアリングをするような営業に変えたんです。

そうしたところ、売り上げすごいビリだったのが、同じ仕事で、同じ会社なんですけど、営業1位になっちゃったんです、24歳の時に、もうたった1年ぐらいの間で。

この出来事があって、私自分の強みとか、自分の持っているものを活かすっていうことが、本当に自分の人生を良くするんだなということをすごく実感しました。そこからも、やっぱり営業も自分の強みを活かしたりとかして、順位が上がったりとか、あとは管理職になって部下を持たせてもらったりとか、いろんな経験をしていきました。


なんですけど、営業マンはめちゃめちゃ忙しかったので、27歳の時に「会社員、ちょっと疲れたな」と思って、「退職をして1人でのんびり家で暮らしたいな」みたいな感じで(笑)、ブログを始めることになります。

それが今につながっているんですけど、ブログを書き始めたことから、社会人向けの自己分析のやり方とか、自分の強みの気づき方みたいなところを書いていたらすごく評判が良くなって、今は社会人向けの自己分析講座とか、それをお金に換える副業の講座とか、そういうものを運営しております。

『こっそり副業術』の内容

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自己分析で強みを見つけるとか、副業でお金に換えるっていうところの、メソッドをまとめたのが今回出版させていただいた『こっそり副業術』という本になります。これは5月30日に発売したばっかりなんですけど、ありがたいことにめちゃめちゃ評判が良くって、10日で重版がかかるというような今状態になっております。


そんなわけで今日ご提案したいことは、今私がストーリーでちょっとお話ししたように、今あなたがすでに持っている何気ない知識とかスキルっていうもの、それが強みだなって私は思うんですけども、その何気ない知識とかスキルをお金に換える、それに値段をつけて売る副業術っていうのを今日はお話ししていきたいと思います。

副業に興味はあるけど、踏み出せない、続かない・・・?!


ここまで自分の強みを知るとか、理想の生活を手に入れましょう、みたいなお話をしたんですけれども、それだけ語ってても結構、ちょっと「ほんとかよ」みたいな感じだと思うので(笑)、ちょっとここで現実的な話を1つさせていただきたいと思います。

これ、株式会社学情さんというところのアンケート結果をお借りしてきたんですけれども、今コロナ禍っていうこともあって、副業したい人ってめちゃくちゃ増えているんです。このアンケートによると、400名ちょっとの方へのアンケートで、「副業したいですか?」っていう質問に、「副業したい」と答えた人が、72・4パーセントということで、もうほとんどの人が副業に興味があるといっても過言ではないのかなと思うんです。


で、今日は皆さんお越しいただいたということで、副業にやっぱり興味があって来られた方、あるいはすでにやっておられる方もいらっしゃるかなと思うんですけど。そんなじで副業ってすごくブームになっているんですが、でも悲しい現実をお話しすると、大半の人は副業したいって思っていても、結局副業を始められないとか、あるいはちょっと始めてみたんだけど、何か思ったように望む成果が出なくって「やめちゃおっかな」みたいな感じで挫折していく人がめちゃめちゃ多いんです。

これは何か私の周りの友人とかを見ていてもそうですし、お客さまのお話とかを聞いていても、本当にほとんどの人が始められないか、始めてもやめちゃうみたいな感じの悩みを持っていました。

ハードルは低く設定


でも、じゃ、「それ、何でなのか?」っていうお話をしようと思います。

それは初心者が始めるとか、あるいは始めた後続けるのに、ハードルが高過ぎる副業をみんな選んでいるっていうところを日々感じるんです。ハードルが高過ぎる副業って、例えばどういうものかっていうと、皆さんが副業っていって思い浮かべるのって、この辺なのかなと思うんです。

「店舗バイト」とか、最近だと「Uber Eats」とか、「ブログ」とか「SNS」とか、「YouTube」とか、「プログラミング」とか「物販」とか、「動画編集」とか、「Webデザイン」とか、何か耳慣れた言葉かなと思うんですけど、皆さんが何か副業、副収入得たいなと思ったときに、こういうものを思い浮かんだりとか、調べてチャレンジしたりとか、ちょっと勉強してみるって方多いんですけど、でも同時にこれらの手法って色々デメリットというか、大変な面もあるんです。

それどういうものかっていうと、例えばバイトとか特にそうだと思うんですけど、体力的にとか、時間的にちょっとキツイとか、あるいはプログラミングとか多分そうなんですけど、専門的な知識がいるとか、それこそ、その知識を学ぶのにまずお金がかかるとか、あと、物販とかだったら仕入れるのに最初にお金がかかるとか、そういう感じで始める時のハードルがめちゃめちゃ高くなっちゃうんです。なので、結局「やーめた」と(笑)、思ってしまう人が多いということです。

自分に負担をかけずにやれる副業を選ぶ


だから今日お話ししたいのって、そういう時間とかお金をかけずに、自分に負担をかけずにやれる副業っていうのを選ぶと、すごく副業って楽しく続けやすいってお話なんです。


それが何かっていうと、さっきお伝えした結論なんですけど、今、あなたの中にある知識とかスキルを売る、まあ「スキルシェア」とかっていう手法になるんですけど、スキルシェアっていう副業を私はすごくお勧めしたいなと思っています。


でもこう言うと、皆さん今、頭で思った方もきっと多いんじゃないかと思うんですが、「いや、でも私には売れるような知識、スキルとかないんですけど」みたいな感じで(笑)。これ、私相談受ける方の9割はこういう感じでおっしゃるんです。でも私から言わせると、これはもう「完全に思い込み」です。

何でそう言えるかっていうと、

→第2回に続く

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