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シンガポール散歩

久し振りのシンガポール訪問。

今回は、個人的にいろいろと心配事があって、直前までこの出張をやめようかと迷ったけど、短期決戦でミッションを完遂しておいた方が、後々の心理的な負担が減ると信じて決行しました。

、、、結局、出張期間中は何事もなく、結果オーライでした。ありがたや!


出張同行者とのやりとり

今回の同行者は、シンガポールについての知識がない人が大半だったけど、関西にゆかりのある人たちだったので、説明はだいたいこんな感じ。

「えっと、シンガポールの国土はだいたい淡路島か琵琶湖くらいの広さ」
(実際のところ、シンガポールの面積は719㎢で、淡路島が593㎢、琵琶湖が670㎢。ちなみに東京23区が628㎢。)

「シンガポール島の東端のチャンギ空港から、島の中心にある繁華街まで約20km。琵琶湖で言ったらだいたい半分くらいだから、大津駅から野洲駅くらいの距離だよ」

、、、私たちの身についた距離感覚に置き換えると、とてもわかりやすい。


シンガポールでの食事

シンガポールのレストランは、主に裕福な国民か外国人観光客向けではないかと思うくらい、とても高い。

でも、シンガポールの市井の人たちが集うフードコートに行くと、安くて旨い料理を楽しむことができました。だいたいs$3.00 - 6.00位(324 - 648円)

星期二 (火曜日)


星期三 (水曜日)


星期四 (木曜日)

こういったお店では、片言の英語しか通じないし、カード決済も断られることが多い。現地の人はQRコードで決済している人もいたけど、これはシンガポールに銀行口座がないと使えないらしい。

とはいえ、注文は至って簡単。メニューの写真か現物を指差して、数量と「Here(こちらでいただきます)」もしくは「To Go(テイクアウトします)」を伝えれば良い。

不思議なのは、飲み物の値段が高いこと。
メインディッシュと同じくらいの値段(s$3.00 - 5.00)だったりします。

シンガポールのローカルフードを楽しみたいと思うなら、キャッシュを持って、フードコートへ行こう!


スイーツ

私はあまりスイーツに対する情熱はないんですが、フードコートで食べたエッグタルトは美味かった。柔らかくって卵がたっぷりで、一個たったのs$1.00(¥108)。

(ごめんなさい、写真を撮る前に食べ切ってしまいました)

シンガポールでこれに出会えたのは、近隣のマカオ(旧ポルトガル領)の影響なのかもしれないけど、シンガポールでポルトガルの思い出に耽ることができるとは!


シンガポールGP

今週末はシンガポール市内の街中で、F1レースが開催されるということで、あちこちに競走車が展示してあったりして、お祭りムードでした。

おかげで木曜日からはホテルの宿泊料が2倍に値上がりしてびっくりです。

ローカルの人に伺ったら、例え見に行っても目の前を通過するのがあまりに一瞬過ぎてよくわかんないというコメントでした。

「あれは、セレブのお祭りで、高級なホテルの高層階から眺めて楽しむものなんだよ」とのこと。

私は開催直前に帰国したのでレースを見ることはできませんでしたが、日本に帰って、自宅でネット中継を見るのが正しいような気がしています。


多民族多言語国家

街を歩いている人の人種が多彩なのがとても印象的。
中国系が多いけど、マレー系、インド系、白人も少なくない。

そんな環境なので、使われる言語も多彩。
4つの公用語(英語、中国語、マレー語、タミル語)がありますが、個々人レベルでも複数の言語を操る人が多いようです。
中国語とは言っても、普通話のほか福建語、広東語もあるし、ややこしい。

仕事中に、「無問題(モーマンタイ)」[広東語]と発音したら反応が薄かったけど、「没問題(メイウェンティ)」[普通話]というべきだった。

中国系の人だと分かっても、個々人の出身がわかりにくい環境なので、下手に中国語を使うより、素直に英語の方が無難かもと思いました。


怒涛の6日間

、、、と言った感じで、ゆっくり観光することもままならず、怒涛の日々を過ごしてきました。

そうはいっても、前世紀に一緒に苦労した現地人の旧友と会うことができました。

「これ、お土産。もう直ぐハロウィンだから、お子さんに渡して!」
と可愛らしい缶に入ったお菓子を手渡したら、

「おいAkio、私の子供はもう20代半ばで社会人なんだよ!」って言われて、

えっ!

前回会話したときはお子さんが生まれたばかりという話題だったのにと思い、改めて時の流れを感じました。


チャンギ空港 ターミナル1のRain Vortexと呼ばれる人口の滝。大迫力!

次回は、嫁さんと一緒にゆっくりしたい。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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Akio van der Meer
これまでの収益は全て、それを必要としておられる方々へ、支援機関を通して寄付させていただきました。この活動は今後も継続したいと思っています。引き続きよろしくお願いいたします。