必勝!! JLPT合格塾

JLPT合格塾のすいかです。日本語教師の方と日本語を勉強している方に向けて記事を書いて…

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JLPT合格塾のすいかです。日本語教師の方と日本語を勉強している方に向けて記事を書いていきます!

最近の記事

これから日本語教師になることは勧めないけれども、なってしまった人は続けてもいいと思う

これから日本語教師になるために養成講座に通う、という人がいたら、私は止めます。そんなに夢のある仕事ではありません。費用を回収できない可能性も高いです。 もし、言語を教える仕事がしたいなら、欧米の大学で博士号を取って、言語学者、応用言語学者になって、パーマネントの教授職を目指しましょう。そうでないと、暮らしは安定しませんし、社会的な地位もあがっていきません。日本語教師は対人援助職なので、教師の役割で済む場合もないことはないのですが、ソーシャルワーカー的な役割、キャリアコンサル

    • 日本語文法の難しさとは何か

      「日本語は難しいからねー」という言葉を耳にしたことはありませんか。 日本語には確かに難しいところもありますが、特殊で難解な言語とまでは言えないと思います。 日本語の簡単なところ・発音が容易(拍が大事なシラブル言語、高低アクセントで、リエゾンなどはほぼない。中国語は四声、ベトナム語は六声、広東語は九声もあるとか) ・時制や人称による動詞の細かい活用がない 日本語の難しいところ・表意文字(漢字)と表音文字(ひらがな・カタカナ)の併用。これは中華圏以外の人々が日本語を学ぶと

      • JLPT(日本語能力試験)と項目応答理論について

        さて、JLPT(日本語能力試験)の合否は文法の理解度にかかっていると言っても過言ではありません。 なぜなら、文法の理解は、読解と聴解の問題でも問われてくるからです。正確な文法の知識がないと正当にたどりつけないようになっています。 あと、高得点が取りたければ、文法問題の「文章の文法」ができる実力が必要です。逆をいうと、ここで点数を稼げると、ほかで凡ミスをしても、合格できるかもしれません。 項目応答理論は、正答率によって点数が決まるため、毎回、配点が固定されているわけではあ

        • JLPT(日本語能力試験)に合格しましょう!

          はじめまして。 JLPT合格塾のすいかと申します。 このnoteでは、日本語を教えている日本語教師(日本語講師)と日本語を勉強しているみなさんにとって、有益な情報をお届けしたいと思っております。 1.すいかの簡単な自己紹介私は日本国内の日本語学校で10年間、日本語教師として働いてきました。非常勤講師(フリー)として4年、専任講師として6年間。主に大学や大学院、専門学校への進学を目指す留学生、一部就職を目指す留学生に日本語を教えてきました。会社員や生活者向けのレッスンを担

        これから日本語教師になることは勧めないけれども、なってしまった人は続けてもいいと思う