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桜開花!春の嵐が来て感じること

東京では桜が開花したらしい。

満開はまだまだ先のことだろうが、心を豊かにさせてくれる満開の桜は長く楽しみたいものだ。

しかしながら、毎年桜が咲くと春の嵐に襲われる。
一気に気温が下がって強い風雨にさらされる。

どうしていつも、そんな厳しい試練を桜に与えるのか。
風雨にさらされている桜を見ながら毎年感じていること。

嵐に襲われ、もちろん散ってしまう桜もたくさんあるのだけれど、嵐が去った後の桜の美しさ、青空に映える淡いピンク色の花びらたちは本当に美しい。

その桜の様を見ながら、自分の人生とか生き方にもちょっとした刺激を受ける。

人生には様々な嵐が起こる。

良い嵐もあれば悪い嵐も。

良い嵐であればそのまま流れに身を委ねるだけで良いのだろうけれど、悪い嵐のときはそうもいかない。

もがけばもがくほど、抗えば抗うほど、強い風雨に削られ、一部は散ってしまうかもしれない。もしかしたら、大多数が散ってしまうかもしれない。

でも、必ず残るものがある。

散ってしまったものはもう戻らないけれど、もがき苦しみ抗った証は確かにそこにある。

そして、強い風雨にさらされ、耐え忍んだその先に残った確かなものが、自分にとって本当に必要なものであり、とても大切なもの、この先の自分の成長につながるものなんだと思う。

嵐が去った後は、青空の元、優雅に咲き誇る桜のように清々しい気持ちで次に踏み出したいものだと、嵐に耐え忍ぶ桜を見て毎年感じている。

自然から学ぶことは本当に多いものだな。



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