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移動のストレス

出張や長距離移動が多い仕事なので、普通の人よりは長時間移動に対してストレスを感じにくい。

さすがに15時間を超えるフライトをエコノミーの3人がけ真ん中席で過ごすとかなりしんどいけれど。4時間くらいのフライトや電車なんかは気持ちよく過ごせる。

一時期、あだ名がのび太だったくらい、大抵どこでもすぐ寝られる特技が活かされている。

また、色んな場所に行って、忙しくしているのが好きなのだろう。欧州はLCCが豊富なので、思い立ったらすぐ旅に出やすいのが良い。

乗り継ぎ回数が多くても、乗り継ぎ時間が長くても結構平気である。飛行機代が激安だが、時間がかかるフライトを何度も経験してきた。

しかし、以前に中東とヨーロッパのハブ空港を経由して田舎の空港にいく便で、3回乗り継ぎをした時に荷物を紛失されてからは、乗り継ぎは多くても2回以内にしたいと思っている。

トランジット中に快適に過ごせるのは、プライオリティパス(飛行機のチケットにかかわらず、パス指定の空港ラウンジが使えるカード)のおかげである。

フィリピンの地方空港で12時間飛行機が遅延した時。

成田-イスタンブール-欧州の深夜早朝発着で5時間トランジット時間があるとき。

このパスのおかげで待ち時間を快適に過ごせた。

年に4回以上海外出張&旅行に行く人で、ステータスがなく、使う飛行機会社やアライアンスがバラバラな場合であれば必ずおススメする。

移動のストレスは時間差でやってくる。

旅行の計画を立てる時は「3時間の乗り継ぎとかすぐでしょ」と思いつつ、混雑する空港で座席を確保するために動き回ったり、レストランが開いていなかったり、想定以外のことが起こる。

実際、3時間つぶすのは大変で、その疲れはのちのちやってくる。

そういう時は、出発前にシミュレーションをしておくといい。

空港の大きさは?ターミナル間の移動がありそう?ゆったり広めの無料休憩所はある?フードコートは?そしてそれらを利用するのにかかるお金の目安は?

旅行の目的地については調べる人が多いが、その前後のステップである移動やトランジットなどで疲れてしまうと意味がない。

GWを控えて旅行を計画している人も多いだろう。

快適な旅になりますように。

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