大企業って今思えばつまらない

新学期や新年度が始まり、入学式や入社式のニュース記事をよく見かける。

その中でよく目にするようになった話題は、入社後にすぐ辞めてしまう新入社員が多い事ですね。

理由がまたすごい。

一生懸命就活して入った会社ですが、自分に合わないとか思っていた会社と違う、以外とブラック等様々ですよね。

そして、入社後1時間で辞表を出して止めてしまう新入社員もいるとか。

すごい時代になりました。

最も、昭和と違って転職するのも当たり前の世界になってきているのも、辞めやすい環境を作っているのでしょうね。

そんな大企業と言われる会社。一昔前だと、未来があるとか給料が高いとか安定性がある等と言われ、大企業に就良くしたら一生安心だなんて言っているのが昭和でした。

でも実際に大企業って、表裏が大きいんですよね。

一番感じるのが、実力主義だと大々的に言っていても、実は学閥社会で有名校でなければ出世できない。これ嘘のようで本当の話。

ましてや、いくら実力があり仕事の処理能力があったとしても、高卒なんか相手にされない。頑張っても主任止まりかな。

実際に自分は部長に言われたけど、きみなんか学歴も無いんだし中途だからさ、他に移動した方が自分のためだよってさ。

何時か見てろよ、馬鹿野郎って思い意地でも異動しなかったけどね。

最終的には中途で一番出世して事業部長まで行ったけどさ、最後はつまらんかったな。

後さ、建て前と本音の乖離が大きい。

経営目標や中期計画と言われるカッコいいことを公表しているが、よくよく見てみると大して中身は変わっていない。
いつまで経っても同じような数字を追いかけている。だって市況がかわるから、目標自体信頼性が欠けるから、

更には、トップが変わると取り巻きまで一気に変わるので、今までやって来たことを捨て新たな方向に転換する。

当然だよね、前任者のやってることなんか気に食わないし、取り巻きだって自分の言う事と聞く奴を集めるからさ。いわゆる派閥だよ。

また最近は、部下や周囲の意見を聞く為に、1on1等のコミュニケーションツールを使っているが、意見を聞くだけで反映させようとしない。

つまり、下の意見は聞かず自分の意見を押し通す上司ばかり。

一番の根底にあるのは、幹部はみんな昭和の人と言う事。つまり、時代に合わせてカッコいいこと言うけど、みんな自分の既得権が大事だから、責任転嫁が相変わらず横行している。

最近で言うと、テレワークの廃止や縮小なんか昭和の親父達が言っている事だよね。対面で話さないとコミュニケーションが上手く取れない等と言っているが、単に自分の管理ができないから。

管理ができないと会社から無能扱いさせられ査定に響く。

だから会社に来いと言う。

工場のラインに入っていない限り、仕事なんて何処でもできる。今はクラウドの時代なので、別にノートPCさえ有れば場所は関係無い。

個人的に一番嫌なのは、やはり上記の理由などで会社に縛り付けようとすることかな。

こんな事が実態の大企業だから、直ぐに辞めていく人が多いんだろうな。後以外とネチネチいじめて新人のメンタルを潰す輩が多いんだ。

だから、やはり自分に有った会社に入る方が良いと思う。そして、夢中に慣れる仕事を探すことだ。

好き以上に夢中になれる仕事は、周りを気にしなくなるし没頭するほど楽しいのだと思う。そうなると、本当に楽しいと思うよ。

子供の頃、遊びに夢中になると時間を忘れるだろう、それと同じで没頭できる仕事は自分のためにもなるし、会社のためにもなるんだ。

だから大企業に入ってパーツになるより、自分が夢中になれることをやろう。そうすればサザエさん症候群にかからなくてもすむからさ。

これはダラダラと大企業に雇われ続けた自分の体験と反省だ。