お客様満足度向上コンサル22年目の今~CSを語ろう「ささやかな気遣いの言葉こそ魔法」
言葉には、人の心に橋を架けたり、怒りや悲しみを和らげたり、ときには人をつき動かすほどの力がある…
と、岩波ジュニア新書の「ことばの力」にあります。
言葉は人生を変える魔法、
生きていて心と連動し現実を形づくるもの、
他にも…
言霊、
雄弁は銀、沈黙は金、
やわらかい印象の和語、
言葉の暴力、などと使われます。
琴線に触れる『何気ないひと言の威力はまさに魔法』
心の奥にある眠っていた心情を刺激される…ほんのひと言。そんな言葉を受けるとその相手には無条件に安心感や親しみを覚えるものです。
特に、ぽろっとこぼれた気遣いの言葉には果てしないパワーがあります。その日、次の日も、またその次の日も、そのことを思い出し、心が温まる。その理由はなんでしょうか。
心の共鳴
存在の承認
人は難しいようでとても単純な部分もあると思います。
私は、こうしたささやかでも心温まる心遣いの言葉がけが、より良い社会を作ると思っています。
そのようなささやかな言葉の交換がよい交流となって広がっていくことを望みます。
会いたいと思う人、また行きたいと思うお店、
そこではそんな「心の共鳴」や「承認」の体験があります。
この体験は人と人を強く結びつけます。友人であれ顧客であれ、継続的な関係が続くことは必然です。
しかし、この「ささやかな気遣いの言葉」は誰にでもできるわけではありません。相手に対する関心や興味、知りたい・理解したいという相手に寄り添うことから「自然に」・「つい」口からこぼれるものだと思います。
だからこそ、そのひと言には価値があります。その人の本質のようなものが露呈するからです。
逆に、嫌な一面を知ってしまった、という経験のある方もいらっしゃると思います。そのひと言を聞いたことによって。
そんな時は自分にも言います。
「皆、善い人でありたいとおもい日々生きている。私もその途中だ。」と。
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