恵まれているぼくをぼく自身が認めなきゃ、だれが認めるっていうんだ。
ぼくは恵まれているなぁ。
JR伊東線のキンメ列車というちょっと高級感のある車両の窓から、
一面に広がる太平洋を見て、列車の汽笛の音を聞きながら、ふと思う。
僕は今25歳だ。フリーランスという生活を作り上げてきたおかげで、こうやって旅しながら暮らすことができている。
だけど、同年代で同じように、自分の望む暮らしを、自分なりの幸せを自らの手で作ることができている人がどのくらいいるだろうか?
おそらくほとんどいないだろう。
1年ほど前に、高校時代の同期と忘年会を行った時は