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Tatsumi Diary ~ 書く、読む、話す。~

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タツミが不定期で、自分の思考を公開しています。 Note本編やブログでは話せない、ちょっとしたトピックや気づきなどを最低限のデザインで発信。 エッセイ感覚で読んでいただけると嬉…
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#タツミの思考

誰もが持っている「才能」に向き合う。【指向が先。スキルが後。】

こんにちは、タツミです。 最近、プロの直接の監修のもと性格検査を受けました。 いわゆる「MBTI」って名前の検査です。 「16Personalities」って言う名前の方が、世間的には知られているのかな? 今では学生中心に人気の火種が爆発しているとかいないとか。 他ならぬ僕も、このWeb上の検査からMBTIに夢中になりました とはいえ、僕が受けたMBTI検査とは一線を画して違うらしいですけどね。 まあ、とにかく性格検査を受けたわけです。 結果については詳しくはこの場

【#6】想いを文章にするのは、自分の目を届けること

自分が思ったこと、感じたことを文章として届けることを最近の日課としている。日課という言い方は良くないな。趣味です。 義務ではなく、純粋に「楽しむ」ことを目的にひたすら手を動かしています。水泳とかランニングが体の運動なら、文章で思いを書くことは心の運動とでもいうのかな。 とにかく、自主的に運動しているんです。 文章を書くなんて、小説家だったり、ジャーナリスト、コピーライターなど文章を書く専門の人に任せておけばいいじゃないか!という人がいるかもしれないですね。 確かに、少

【#5】どうやら自分は、半分意図的にゾーンに入ることができるみたいで。それってすごいのかな?

オリンピックに携わったり、観戦をしたことのある人なら、一度は「ゾーン」とか「フロー」とかいう言葉を聞いたことがあるだろう。 念の為軽く説明しておくと、何かに集中しているうちに、周囲の音が全く聞こえなくなるくらいに自分の感覚や今の自分という存在に集中しているという状態のことだ。 スポーツ以外でも、国家資格の試験だったり、あるいは主婦の料理中だったり、とにかく現代社会ではあらゆる場面で「ゾーン」という言葉が使われる。このコラムを書いている途中もそうだ。 書いている途中に「あ

【#4】生きられる時に生きておく。記録しておく。

僕たちが生きている世界は常に変動していく。 最近では、安倍元首相が不幸にも狙撃されてしまったし、auの長期にわたる通信障害が起きた。 東京のコロナウイルス1日の感染者数が1万人を超えるようになった。とんでもない量の雨が1日で降った。 昨日の時点では考えもしなかったことが今日起こったりする。 だから面白いんだけど。 僕たちの体調ひとつとっても毎日変化する。 一見何も変わっていないように思えても、少し意識してみると、マスクをつけているせいで呼吸が浅くなったり、いつもより

【#3】 乾燥機が止まるまで、そっと踊る。

こんにちは、タツミです。 コインランドリーが回っている。乾燥機の中を、シャツが、アウターが、ズボンが回っている。 グルグルぐるぐる。僕の思考も同じように回っている。乾燥機が役割を果たす約10分の間に、僕はどのくらいの文章を書くことができるだろうか。 ある種の挑戦。この場所は、どんな文章スタイルも許される、僕の世界だから。 僕にできるのは、この世界をひょいって覗き込んでくれた人を手招きするだけ。来るものは拒まないスタイルなのです。 それでは、今日もタツミ劇場は開幕しま

【#2】お店側にとっての当たり前は見えないことが多いから。自分の権利は主張するしかない。

こんにちは、タツミです。 少し日が空いてしまいましたが、相変わらず元気でやっています。 今日はいつもと違う場所からのお届けです。 そのため、小さな変化も・・・? それでは楽しんでいってください! 「あたり前」が蔓延している世界 あたりまえというのは不思議だ。 外からは簡単に見ることができるのに、「あたり前」の外からは見ることができない。 「あたり前」が蔓延している世界からはどうにも観測できないようなのだ。 新しく「あたり前」の世界に移住してきた人も、暮らしているうち

【#1】思考が縦展開せず深まらないから、気づいたことがうまくまとまらない。

こんにちは、タツミです。。 ほぼ日エッセイ、初日。気張りすぎずやっていきます。 先日、こんなツイートをしました。 自分の睡眠癖から気づきました。 考えないようにするって、一定の人にとっては難しい。ご飯を食べる、歯を磨くのと同じように無意識で思考をぶん回してしまう感覚。 脳のリソースを食い潰すから、交感神経が優位になる時間が長くて疲れやすい。思考も縦より横展開しやすいのでまとまらない。これかも。 つまり、下記の通りです。 それなのに、切り口は色んなものが見えていて書

「ありがとう」を意識するだけで文章の気遣い力が向上する

初めてのコラムです。至らないところがあっても優しい目で見ていただけますと嬉しいです。 モヤモヤ・・・少しずつ積み重なるストレス クライアントさんとメールやチャットでやりとりをしていると、どうしてもモヤモヤしたり、忸怩たる思いが自分の中に宿って残ることが多い。 なぜなのかと考えてみても、全然わからない・・・ そう思って、どんな時に感じることが多いのかを分析してみると、大体の傾向がわかってきた。 ・クライアントに一度に大量の修正をいただいた時 ・理不尽な修正や五月雨式に要

夢とうつつの狭間で。

僕はほとんど毎日夢を見る。睡眠時間が短いからなのか何なのか、時々見た夢が頭の中に鮮明な画像として残っていることがある。 例えば、小学生の時に何度か遊んだことはあったけれどもそこまで深い中ではなかった友達が夢の中に出てきて、崩壊した東京で倒れかかった東京タワーにぶら下がったりしていたのだ。 もうよくわからないカオスな世界である。 こんな風な夢を全部覚えているわけではないけれど、夢の中にもいくつかのパターンがあるのではないかと気づいた。 夢は、自分の潜在意識部分が形になっ

守から破へ。自分のこだわりに気づく瞬間は絶対に必要

こんにちは、タツミです。 生き方を模索するにも、新しい仕事や取り組みをするにも、最初は何からやったらいいのかわからないですよね? 日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係では何かを極める修行をするのに「守破離」という3つのステップが示されることが多いです。 守 ・・・師や先立ちの教えを徹底的に真似る 破 ・・・自分なりのこだわりを加え、既存の方を破る 離 ・・・エネルギーを保ったまま、型を離れていく この考え方は武道の世界だけではなく、冒頭に挙げたような悩みの

オンラインの呪縛からの解放。「本物」の「本当の魅力」を考える。

オフラインで人と会うメリットとして、よく挙げられるのは「オンラインではわからない、人の熱量に触れられる」ことだと思う。 私がよく記事を書く際に参考にしている、精神科医の斎藤 環さんの言葉を借りると、それは「臨場性」という言葉に置き換えられるかもしれない。 人と人が出会うこと。その場に居合わせること。ライブであること。face-to-faceで話すこと。これらをさしあたり「臨場性」と呼ぼう。私がコロナ禍の渦中で目をこらしてきたのは、こうした「臨場性」の価値のゆくえについて、