ホテルサービス その519 - ホテル採用枠 -
社会の階段は上も下も先が見えない。
採用も階段の様な段階があります。
日本系企業(ホテル含め)は総合職と専門職に分かれて採用するところは多いものです。
22歳の大学卒は総合職の採用。
20歳の専門卒は専門職の採用。
2年間の学び時間に納めた学費も多いから給料に差が出るのは理解できますが!!
個人の想いスキルは全く関係なく半ばオートマチックに決められた制度は変わらない。
どこがどう違うのか!
総合職は現場経験3年前後で幹部候補へ。
専門職は希望が無い限り現場管理で終わる。
しかも自分の意志に関係なくシステマチックな配属先に全体の士気を下げている問題。
各種スポーツの例えでも良いプレーをする選手は後輩へ的確な指導ができる良い人財。
逆に理論武装した素人先輩の指導にはタイトル以外は誰も心を開かず目線の従いは無し。
それに現場経験が少ない総合職の方はホテルに勤めているとは思えない言動も多い。
私も大学で経営管理を学び数字は嘘をつかないレベルに開眼到達し選んだホテル業界。
どんな世の中になろうとも結局は人が人を満足させるのがホテルであると気付く。
そこには「ない答え」の近似値に探し合わせる努力こそがホテルマンの醍醐味である。
大卒は総合職。
専卒は専門職。
学歴により職種を分けている日本のホテル。
『うちのホテルはホボ年功序列は無くなったんですけどね』と嘯く日系軍団。
そうではない証拠は「ホボ」の言葉に現れているから分かりやすいですよね。
なので!
スタッフは雪崩れ込む本物の外資系ホテルへ転職して行くのを見送るしか手は無いのが現実。
100%外資系ホテルだと高卒以上の学歴であれば基本給は全て同額から始まる。
単にその部分を見るだけでも学歴だけでは人生の違いを示さない事になりますよね。
日本人は世界に誇る「もてなし精神」を持つホテルスタッフがあふれています。
これが外国人を喜ばせる唯一のスキル。
その力を発揮するには会社側がスタッフを「ある意味お客さん」としてESを推進しなければなりせん。
どこを卒業したのか?
そんな鍔迫り合いに重きを置く事よりも!
何が出来てどうやってゲストを満足させ顧客にするのか商売とはそういうものだ。
学歴が高くてもコミュニケーション取れなければホテルでは全く使い物にならない矢印。
職歴が豊富であれば沢山のオファーを頂ける特に極道(プロ)であるならばの事。
未来永劫。
生き残るホテルになるには学歴よりも職歴。
内規を築き取り入れること求められています。
明日はキャリアウーマンについて…
書いて参ります✍️
HOTEL DIRECTOR
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