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ホテルサービス その18 - 楽しい仕事 F&B -

私はHOTEL DIRECTOR
ホテル直結のネゴシアン🍷

ホテルとは如何に素晴らしいか肯定する講演や研修を通し職種の理解を深めています!

そんなホテル業界には大別された二大巨頭の職種がございます。

F&B = Food & Beverage(料飲部)
Rooms (宿泊部)

フルサービスホテル二大職種は宿泊部と料飲部でありどちらの人気度が高いのでしょうか?

答えは、現在も過去も宿泊部に軍配は上がる。
でも何故なんだろうか??

ホテルの顔といえばフロント。
ドアマン見ていてかっこいい。
ベルサービス可愛いじゃないですか。。。
様々な声の奥には外見重視があるようです。

メラビアンの法則で述べられている『視覚情報55%』を忠実に表した結果ですよね。

一方……料飲はと言うと!

水商売、難しい怖いと意味不明な評価は多い。
何故なんだろうか??未だにわからない。

それに増して…

料理用語に専門用語の勉強が大変すぎる。
笑顔での労働時間が長い……だと。

確かに!宿泊部と比較すれば料飲部の知識取得には物凄く努力は必要。

宿泊も料飲もホテルマンとして勉強は必要なんだが『料飲その量は桁違いの難しさ』はある。

逆を言えば勉強が必要な部署は「その分の恩恵は自己が賢くなる」のであります。

社会人としてどの業界も勉強の日々は数年後の給料を高く貰うために避けて通れない仕組み。

それは皆様ご存知のことだと思います。

ただ、料飲がそれ程以上に勉強しなければならない理由として、職種の構造を見れば理解できるのではないでしょうか。

ホテル料飲は3種類の業種が絡む特異な仕事でもあります。

①製造業
調理による食品を食物へ変える『製造業』

②小売業
適温に出来上がった食物を売る『小売業』

③サービス業
人的技能でしか表せない『サービス業』

一つのセクション中で3種類の業界が混在している料飲は難次元の業種と言えよう。

しかも瞬時に出来て。
瞬時に消えてしまう。
記憶にしか残らない商品特性。

これらもまた他産業界にはみられません。

だから提供技能を問われることは避けられない。
上記どれか一つかけても成り立ちません。

通常それぞれが独立提供なのに『ひとつの場所で3種類の業界が噛み合う』それがF&B。

だからと言うわけではないがF&B部門は他のセクションよりも人脈の幅は広く深くなります。

ゲストとの交流はもちろんのことですが…

ホールスタッフ同士の毎日顔合わと同じ目標達成によるお互いの信頼関係。

職人気質の調理人と日々セッションによる良好な関係構築は右肩上がりに加速する。

それらは一生涯の仲間となり後の人生においてかけがえの無い宝になります。

辛い面は多いのは事実ですが。
辛さに➕を足すと幸となるのが世の中❣️

この様に辛さ反面、特典も多いF&Bでは……

『潰しが効く仕事』
『どこでも直ぐに働ける』

この事は世界共通ポジティブ発想。

そう考えるホテルマンは好んで選んだ仕事だからF&Bは楽しくて仕方ないの本音であります。

そんな姿はスマートでカッコいいものです(^^)

次回はフルサービスホテルについて…
書いてまいります✍️

HOTEL DIRECTOR

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