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エンジンがかかった瞬間


人間ってダメですね。。。

「よし、やってやる!!」
「今度こそできる気がする」
「やる気がでてきた!」

そんな想いは儚く消える、、、

世の中、
やる気を出すためのコンテンツ、
こころのエンジンをかけることば、
そんなものがあふれています。

ああなりたい、
こうしたい、
そう感じさせる情報が押し寄せてきます。

「こんどこそエンジンがかかった」
3日後には
そのエンジン、
まったく音すら立てていない、、、

こんな感じ、
きっと僕だけじゃないはず。

でも、
たしかに、
エンジンが発動して、
ここまで進んでこれた事実もあります。

そのエンジンはいつかかったのか?

思い返すと、
それは
「もうダメだ」

絶望したときからです。

人間って、
人生って、
とても皮肉なものだと思います。

『絶望』
それは“望み”が絶たれること。

けれど、
実際には、
絶望こそが“望み”につながっていきます。
不思議なことに。。。

だから僕は学びました。
“失敗”
“挫折”
“困難”
“不安”
“苦しみ”
そんなときほど、
エンジンに油が注がれるんだと学びました。

今までの自分が壊されたとき、
新たな自分がつくられる。

人はポジティブな
希望と夢を求めます。

でも、
「エンジンがかかった」
そんな前向きな高揚感は偽物かもしれません。
すぐにガス欠になるかもしれません。

一方、
「エンジンが止まってしまった」
そんなネガティブな絶望こそが、
人生を振り返ったとき、
実は本当の“エンジン”だったと知るのです。

だから、
大丈夫。
僕は大丈夫。
あなたも大丈夫。

今、苦しくたって、
それが、
「エンジンのかかった瞬間」なのだから



読んでいただきありがとうございます。

たぶん、
自分の中のエンジンは、
自分でかけるものでなく
誰かや何かに
かけられるもの。。。


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