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役者「明石 亮」の正体~そして、父と母の「ご縁」


「明石 亮(あかしりょう)」という「芸名」の「役者」の正体は、実は私の「父」だ。

父は、「会社」の「演劇部」に所属していた時期がある。

その時の「芸名」が「あかしりょう」

何故、「あかしりょう」なのか~?

当時、父が住んでいた「社員寮」が、「明石寮」という名称だった。

越中島(東京都江東区)にあった、この「社員寮」に父は、終戦後、間もない時期に住んでいた。

「あかし」が、「明石」なのか、「ひらがな」で「あかし」なのか、ネット検索したけれど、全く情報が無かった。

父の「芸名」も、「漢字」でどう書くのか、生前に聞いておけばよかった・・
※なので「明石亮」は、私が勝手に当てはめた「漢字」です。


「母」から聞いていた「話」


結婚前ににね~

おじちゃん(母の兄で、私の伯父)と一緒に「会社の劇」を観に行ったことがあって・・

それに、うちのパパが、出てたのよね。

場所は、「京橋」にある「小学校」だったかな~

その頃、私は、

「御徒町駅」の高架下に住んでいた「親戚の家」に、

住まわせてもらっていて、

「おじちゃん」が、わざわざ、「上野」まで迎えに来てくれて、

一緒に行ったの。

「幕」が上がって、「劇」が始まって、

しばらく、観ていたら、

椅子が、崩れるみたいな、ド~~ンみたいに「大きな音」がして

「舞台」が、ガッタて落ちて、

突然、「舞台」が壊れて、

サ~~っと「幕」が閉まって、

終わっちゃったのよ!

かなり、笑えるな~ ( ;∀;)



「私の伯父」である、この「おじちゃん」は、戦前から、「部署」は全く違ったけれど、父と「同じ会社」に勤めていて、「同じ時期」に、父と「同じ社員寮」に住んでいた。

母の兄である「おじちゃん」にとって、当時「父」は、「名前」と「顔」だけは、知っているけれど、特に「付き合いがある人」では無かった。

母の話では、当時「おじちゃん」は、会社の「野球部」の「監督」をやっていたらしい~

で、「父」は「演劇部」だった。


私の中に疑問が…

「舞台」が崩壊したこの「エピソード」は、母がよく話していたので、「子どもの頃」から知っていた。


けれど最近、この「エピソード」について、私の中で「疑問」が浮かんだ。

父と母が「お見合い」で知り合ったのは、父が、東京から「転勤」になり「名古屋」に住んでいた時だった。

なのに、どうして「劇」の「開催場所」が、東京だったんだろう~


父は、会社の「部活」?のために、この日、わざわざ「名古屋」から、「東京」に来たの~???

まだ、「新幹線」は、ないよね!??

どうしても気になり、先日、この「疑問」を母に聞いてみた。

すると、「お見合い」で知り合う前に、
たまたま観に行った「劇」に、
「父」が「出演」していたというのだ。

だからね、
結婚してから、
この「劇」を、観に行ったことを、パパに話したら、
それに出てたって言ったのよ~(笑)

なるほど、そういう事なんだ~

「父」が出演している「劇」を観に行ったのは、父と母が「お見合い」で、知り合った「後」のことだと、私は、勝手に思っていた。

当時の「母」は、この時の「劇」に「父」が、出演していることも、知らずに観ていた。

というより、「父」という人間の「存在」すら、知らなかったわけだ。

しかも、父と母の「縁談」は、「伯父」ではなく、全く「別のルート」からの「話」だった。

「お見合い」する、かなり前に、「母」は「父」と出会っていたんだ!

「出会っていた」??まではいかないけれど、

「同じ場所」に「同じ時間」いたんだ!

しかも、ひどい失態・・・


「運命」といえるほど、カッコ良くない。

でも「父と母」は、なんか「ご縁」があったんだな~

「母の話」を聞いて、そう思った。
そして、私の「疑問」も晴れた。


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