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noteにも通じること~プレゼンを「聞く側」の「痛み」を知れ!

20年ぐらい前、当時のマイクロソフト(日本法人)のPowerPointプロダクトマネージャーの言葉だ。

私が、もの凄く「腑に落ちた」言葉。

NPOを対象にしたマイクロソフトの「イベント」が、品川であって、自分たちの活動に対して「共感」してもらえるような、「良いプレゼン」とは~についての「セミナー」に参加した時のことだ。


最初、ある「ボランティア活動」をされている方(当時40代の私からみて、初老に近い感じのおじさん)が出てきて、自身が作ったPowerPoint(以下、パワポ)を用いて、その方が関わっている「活動の紹介」をした。

おじさん、頑張ってパワポ、作ったんだろうな~

と思いながら、そのプレゼンを聞いた。

どんな活動だったか、忘れてしまったけれど、「こんな事をやってます」というのは、理解できた。

続いて、「プロダクトマネージャーさん」が、作った「パワポ」で、同じ活動について、プレゼンをした。

ほぼ活動に対して無関係の「プロダクトマネージャーさん」の「プレゼン」の方が、「こんな活動、あってもイイよね!」と、何故か、すごく共感することが出来た。


おじさんの方が、「活動」に対するコミットメントは、絶対あるはずなのに・・・ハッキリ言って、「プレゼン」がショボかった。

共感どころか、せいぜい頑張ってね!と、突っ込みたくなる感じだった。
※ごめんなさい・・m(__)m


こちら側の「意図」を相手に「伝える」ための「良いプレゼン」をするために絶対「必要な事」は、「つまらない話」を聞かされる側の「痛み」を知る事だ!とその「プロダクトマネージャーさん」が言った。

すばらし~!!!

その通りだ!!

これから、待ちに待った「何か」が始まるのではない。

聞きたくもない「話」を「聞かされる側」の「気持ち」をわかって、どう「伝える」のかが、大事という事だ。

特に「ボランティア活動」をする人達は、どなたにも強い「思い」がある。
でも、その「思い」が強いがため、自分たちのことしか見えなくなるのは、よくあることだ。
過去に、NGOに携わっていた時、そういう人達を、沢山見た。

noteに書く時も、「書きたくて」書いているだけの「記事」は、「文字数」が、多くなってしまう。

但し、noteという「場」に於いて、それは、それで「有り」だと私は思う。

何故、この事を「文章」で書こうと思ったのか、私のように、半世紀以上生きてきた者には、様々な思いがある。

それを全部か書き出す事は、自分にとっては、必要でも、「読み手」には、不要な事もある。


だから、読んでもらえるのであれば、「読み手側」に読みやすく、容易に内容を「受け取ってもらえる」ためのに「伝える側」が、試行錯誤する事は、ある意味「親切」だと思う。

一番「伝えたい事」だけを、端的に書くように、「読む側」の「痛み」を思い、私は最近、秘かに「文字数」を気にするようになった。

いろんな方のnoteを読ませて頂きながら、「この人の文章は、こういうところが、上手だな~」とか思いながら、実は、こっそり、取り入れたりしております。m(__)m

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