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日本アートクラフト協会(JACA)の 「欧風刺しゅう展」に行きました。

何年かぶりに開催された「日本アートクラフト協会」の「欧風刺しゅう展」に行ってきた。
サブタイトル:「ときめき★きらめきを刺しゅうに…」

何年か前、母と一緒に出掛けたことがあった。
その時と同じ会場「田中八重洲画廊」だった。
(2022年11月に、閉廊することが、昨年発表された)


ハガキの写真になっていた、茶巾袋の集団


スタンプワーク
横からも写真を撮ってみたけれど、立体感がわかるかな~
とても繊細な感じの作品


この作品も立体的
何か、とても美味しそう~


きっと、このお人形の洋服も、
ちくちく縫ったんだろうな~


可愛いだけでなく、
細かいだけでなく、
「高度な技術」詰まってる作品


ハンガリー刺繍
テーブルセンター
赤い縁取りが、独特で、可愛い
ハンガリー刺繍
カットワークを額に入れても素敵だな!と思った。


アッシジ刺繍のテーブルセンター


額装のはめ方が、
面白いな~と思た。
色んな「技術」が使われてて
「使うのがもったいない」ような
ステキな手提げ
カットワーク
静かだけれど、存在感のある作品
私的には、
この単色ではない「マット」も
気になりました。


展示されていた作品は、「額装のガラス」が無かった。

スタッフの方に尋ねたら、本来、はめてあるけれど、ガラスに照明が反射するので「展示用に外した」とのことだった。

インスタ用に、私も母の作品を写真にとるけれど、確かに、ガラスに光が反射して、上手に撮れない場合が多い。
最近は「ガラス」といっても、「アクリルガラス」で、扱いやすくはなっている。それでも、ガラスを外すのって、大変~。

4月に開いた「母の刺繍展」では、ガラスは外さずに、そのまま展示した。

今回の「刺しゅう展」を観て

どの作品も素晴らしく「さすがJACAだな~」と思った。

かつて、母が「おんどり刺しゅう研究グループ」でやっていたような刺繍、つまり「技術を習得する」のに「学びと時間」が必要な、専門性のある刺繍は、「すたれた」という声が、最近よく聞かれる。そんな時代の中、これだけの作品を作られる方たちが、現在進行形でいらっしゃることが、嬉しく、また、安堵する思いにもなった。

素晴らし作品んの裏には「鍛錬」が隠れているはずだ。

「楽しむこと」も大切だけれど、楽しいだけでは「伝承」されない事もある。

刺繍をやらない私が、口先ばかりで、本当に申し訳ないけれど,,,,,,
刺繍を学ばれている方たちに、
心よりエールを送ります!

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