ブックレビュー:日本進化論

今日は、落合陽一氏の最新刊「日本進化論」を読みました。


全ての内容が、これからの日本のあり方について希望を持てる具体的な提言となっていてワクワクしました。

そして、特に興味深かったのは「ベーシックインカム」と「教育」に関する内容でした。

ベーシックインカム (BI)については、実際日本で実現できるのかという疑問を抱く人が多いかと思われます。

しかし、2020年の米大統領選候補のアンドリュー・ヤン氏は、18歳から64歳のアメリカ人の成人に無条件にベーシックインカムを適用することで、社会の様々な課題を解決すると主張しています。



ぜひヤン氏の実験的取り組みに注目したいと思っています。

落合氏は、新しいテクノロジーによって
「AI + BI」的な働き方と「AI + VC」的な働き方に
二分されると述べておられます。

私は「AI + VC(ベンチャーキャピタル)」的な働き方を目指していきたいと考えています。

教育改革の鍵は、日本の教育を「標準化」から「多様化」にシフトさせることだと、落合氏は述べています。

この本で、教師は学校という社会しか知らず、教師が多様な社会を知らないことが指摘されていました。
まさにそのとおりで、教師のオープン化を早急に実現する必要があると認識しました。

今後、「ポリテック」(PoliticsとTechnologyを組み合わせた造語)を普及させるために教育がカギになると落合陽一氏は述べています。

私も教育者として、政治とテクノロジーを同時に考えていく思考を育む教育を、自分自身も学びながら実践していきます。


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