東南アジアと日本でのロケーション撮影の違い「違いはあるの?」

1のコピー

今回は撮影においての「日本と東南アジアでの屋外ロケーションの違い」に関してお話ししていきます

自分は3-4年ほど前から東京から東南アジアへ活動の拠点を移動しました

東南アジアの良し悪しを含めて解説していきます


東南アジアは都市集中が著しいです

東南アジアは都市集中化が著しく、中心部は車やバイクが多く常に人混みで賑わっています

一方で市街地を離れると、無人エリアが無数にあり自然がいっぱいです

フォトフラファーから見て、日本に比べると魅力的なロケーションが豊富です

問題は日本と比べると電車でアクセスできないエリアが無数にあるので、ロケハンをする際は車がないと厳しいです

しかし今はGRABやUBERなどのサービスが充実しているので気軽に移動ができます

GRABやUBERを活用するにしても、自分が今どこにいるかを伝えられるくらいの英語力は備えておきましょう

さもないと、海外の地図にも載っていないような場所で途方にくれることになってしまいます。。。

現地で活動する!と決めるのであれば、車やバイクの購入を検討しておきましょう

日本と違い東南アジアの仕事ではロケバスはありません

撮影に関わる人は、常に沢山の荷物を抱えるため大抵の人はマイカー移動です


画像2

日本と東南アジアのロケーション撮影の違いは、東京都内での撮影はどこで撮影するにしても基本的に許可証が必要です

レストランや施設での撮影であれば、東南アジアでも許可証が必要になります

しかし屋外撮影であれば撮影禁止エリアか、交渉次第ではどこで撮影してもOKです

交渉の際は、外国人価格と現地人価格が東南アジアには存在するのでなるべく現地の人に交渉をお願いした方が良いでしょう

現地人価格と外国人価格では、金額にして5倍ほど変わってきます

・バンコク(タイ)

観光客が常に多いので、撮影は比較的郊外のエリアになる事が多いです

・クアラルンプール(マレーシア)

クアラルンプールは都市部でもエリアによって混み具合が大きく変化します

郊外は魅力的なロケーションが非常に多いです

屋外撮影であればバンコク・ジャカルタと比べても撮影しやすいエリアが沢山あります

・ジャカルタ(インドネシア)

交通量がとても多いので、屋外撮影は非常に難しいです

過去に屋外撮影をした際は何度も車に轢かれかけました。。。

ファッション撮影をする場合、ヘアメイク・スタイリスト・モデル・クライアントを入れても最低3-4人は行動を共にするので、改めて言いますが現地で撮影するのであれば車の購入をオススメします


気候の違い

東南アジアは亜熱帯気候なので、時期によってはとてつもなく暑いです(40度を超える日もよくあります)

そして雨季に入ると、天気が良くても1日1-2時間は急な集中豪雨にあいます

日本に比べると天気が読みやすいといえば読みやすいですが、雨季での屋外撮影はオススメしません

東南アジアの雨季は、雷を伴っての集中豪雨が多いので結構危険です

そして意外なことに、暑さに慣れている現地の人ほど暑いのが苦手らしく撮影は大体スタジオを好む傾向にあります

なので東南アジアで活動を考えている人はライティングをしっかり習得しておく必要があります

スタジオでライティングが組めないと仕事にならないので、この辺は日本にいる間に習得しておきましょう


まとめ
日本は日本で制約が厳しいですが魅力的なロケーションは沢山あります

逆に東南アジアでは制約が日本に比べると緩いですが、気候や天気・交通量を加味すると仕事での屋外撮影はなかなかありません

仕事であればクライアントの要望に従う必要があります

東南アジアではスタジオ撮影が多いので、将来的に東南アジアで活動を考えている方は「ライティング」をしっかり習得しておきましょう

ご覧いただきありがとうございました m(_ _)m


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?