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【地蔵日記48】年年歳歳花相似 歳歳年年人不同

朝勉はオーディオブック『死ぬこと以外かすり傷』

診断士二次筆記試験合格発表を見守る

今日は10時から診断士二次試験の合格発表の日。
同じタイミングで本業の方でwebページのリリース作業も始まり、会社携帯と個人携帯の通知が両方同時に壊れたくらいの通知の嵐😅
集中エリアに退避して、SNSの様子を見守りました。

令和5年度、8,241人の受験生が、非公開の採点基準により、合格/不合格に振り分けられる瞬間。
嬉しい、驚き、悔しい、悲しい、ようやく安心出来た、などなど色んな感情が渦巻くSNS。

自分が二次試験を受ける前の年も、自分が受けた年も、そして今年も変わらない光景が繰り広げられていました。
ただ、自分の心境は変わっていることに気付きます。

受ける前は「二次試験の壁は大きい、怖い。自分自身と向き合って突破するぞ!」と思い、

2022年の合格発表


自分が受けた年は「毎日みんなと一緒に歩んで合格出来た!嬉しい!感謝🙏」と振り返り、

2023年の合格発表

今年は「知り合った受験生のみんなの感情を一緒に味わいたい」という感覚でした。

そんな感情の遷移を振り返って、
「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同(ねんねんさいさいはなあいにたり、さいさいねんねんひとおなじからず)」
という言葉を思い出しました。

毎年花は同じように咲くが、人の心は変わりゆくもの、といった意味。

立場が変わることによって同じ「合格発表」を眺める心情も変わるものだと、数年掛けて診断士試験の周りを巡ってみてよく分かりました。

「巡る」と言えば

「感情は押し殺して蓋をするんじゃなくて、巡らせるのが大事だよ。」

という、診断士試験の勉強を始めた頃、歳の離れた従兄弟から教わったライフハックを思い出しました。
悲しい、辛い、悔しい、怒りの感情は押し殺してしまうと、そのうち心が折れてしまう。
上手に「巡らせること」が必要、とのことでした。
「嫌なこと、辛いことがあっても、無理矢理すぐに前向きにしなくてもいい。そのまま受け容れるのさ。」と教えてくれました。

私がこの人生で体得したいと思っている「自然体でいられるための秘訣」を教わった気がして、様々な感情が渦巻いているときにいつも思い出します。

ここまで頑張ってきて、成果を出せた人も、そうでなかった人も、今日の感情を大切に味わえることをひっそりと願います🙏

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