世に棲む日日 司馬遼太郎
自在研究社、桑原和弘です。
司馬遼太郎の「世に棲む日日」、私が吉田松陰に興味を持つきっかけとなった本です。私は幼い頃を広島で過ごし、小学校の修学旅行で萩に行きました。
萩と言えば松下村塾です。もちろん見学しましたが、私には伊藤博文が関係した場所という理解しかできませんでした。当時の千円札には伊藤博文の肖像が描かれていたので「千円札の人の写真が飾ってある!」くらいな認識です。
「世に棲む日日」は司馬遼太郎好きの友人が勧めてくれて手に取りました。18歳のころです。初めて読む