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「世界一キライなあなたに」を観て

簡単にいうと…事故で突然障害を負ってしまった男性とそれを介護する女の子のお話

最初はいがみ合ってた2人だけど途中からお互いに惹かれあっていく姿にキュンキュンした

これまで自由に生きられていた生活から一変して病気を受け止めていくことって凄く難しいことなのだと感じた。やりたいことがあっても、できなくなったことが多すぎて現実を突きつけられるのが嫌だから諦めてしまう姿に凄く胸が痛くなった…

結局ウィル(男性)は半年前と変わらず死を選ぶけれど、最初は人生に絶望していたけれどルー(女の子)と出会って一緒に過ごした半年間は素敵な時間になったし、自分で死を選んだことで自分らしく最後まで生きられたんじゃないかなって思う。「君がいるから朝目覚めたいと思うようになった」って凄く素敵… 愛の力って凄い。お互いを想い合っているのに一緒にいられないなんて…って大泣き(笑)病気がなかったらって考えてもそもそも病気がなかったら出会えてない2人だからなぁとも思うと複雑な気持ち

この物語は、恋愛として観ることもできるし「尊厳死」についても考えさせられる深い話だと思う。

私は、医療者として働けたら…尊厳死について賛成か反対かっていうことは決められない。。 自分の人生じゃなくて患者さんの人生だもの…医療サービスは提供できたとしても責任までは負えない。患者さんや家族が納得できてその人らしい人生が送れるようにサポートしていきたいな。映画を観て、病気だからできないことはなくて病気を抱えながらも体験できることは沢山あるから「その人が何を求めているのか?」「本当は何がしたいのか?」って汲み取って希望を叶えてあげられるようになりたいな。

個人的に、、ミツバチタイツをプレゼントされた主人公の喜ぶ姿が凄く可愛かった🐝

#映画感想文 #世界一キライなあなたへ #尊厳死  

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