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青に祝われた日

海の日に
いちにち限りの詩のお祭り
として開いた「青のお祝い」

詩人・池田彩乃さんによる
詩のお祭りでした

当日は
空は真っ青
海も真っ青
青のお祝いにふさわしい日でした

青を祝おうとしたら
青に祝われたようないちにちでした

暑い日でしたが
大勢のかたが
池田彩乃さんに会いに
自由港書店までお越しくださいました

自由港書店
オープンして
2年と2か月半が立ちましたが
おそらく
いままででいちばんの数のお客様が
いらしてくださったのではないかと思います

オープンからずっと
ご来店絶えませんでした

池田彩乃さんと
いらしてくださったお客様がたに
深く感謝です

新刊詩集『青を撫ぜる』
海の日に販売開始しました
ちいさな文庫本サイズの詩集です

手に取ってくださったみなさま
その手触りを
喜んでくださっていました
やさしい青

池田彩乃さんが
時間ギリギリまで
良いものにしようと
奮闘してくださった
初版特典小冊子
『青を撫ぜる 公開書簡』
当日のイベント開始2時間前に
印刷所から無事に到着となりました

こちらも
素晴らしい仕上がり
思わず撫ぜたくなる
ぷっくりした青いインクでの印刷です

表紙の線
ぜひ
撫ぜてみていただきたいです

池田彩乃さんが
手作りしてくださった
石と詩、貝と詩のオブジェも、
ひとつ、またひとつ、と、
出会ってくださった方が
お買い上げくださり
旅立っていきました

世界にひとつしかない詩のオブジェ
旅立ちを見送るのは
とても嬉しいことでした

秘められてあるべき
ものだと思いますので
写真は撮りませんでしたが
「ことほぎくじ」という
「詩のおみくじ」も
池田彩乃さんが
作ってもってきてくださいました

詩のお祭りにふさわしい
たのしいたのしい「ことほぎくじ」

たくさんの種類が入っていて
どんな詩のことばに出会えるかは
引いてみなければわかりません

「ことほぎくじ」を
お買い上げくださった方は
その場で開いていただくことも
家に帰ってから
開いていただくこともできます

その場で開かれたかたには
その場で
池田彩乃さんが
朗読をしてくださっていました

家に帰って
楽しみにしたい
というかたもおられました

みなさま笑顔で
とてもとても楽しい時間でした

朗読といえば

池田彩乃さんが
ひとりのために朗読してくださる
「あなたのための朗読」
も行われました

みなさま
大切にされている
池田彩乃さんの詩集の一節を
大切そうに指さして
朗読をお願いされていました

音声になって空気を震わせていく
詩のちからを感じました

いつものように
扉も窓も開いて
光と風の通る店内には
池田彩乃さんの詩
「青を撫ぜる」の7行を
1行ずつ短冊にしたものが
天井の灯りから吊り下げられて
ゆらゆらと揺らめていました

店中に
青と
詩が満ちていました

池田彩乃さんと
いらしてくださった
お客さまがたのおかげで
とても楽しい
詩のお祭りができました

またいつの日か
詩のお祭りを開くことが
できることを願って

明日木曜日から
以下のとおり
アフター・パーティ
後夜祭を行います

青のお祝いのおしまい
/そして夏のはじまり

7/20(木)7/21(金)7/22(土)
7/27(木)7/28(金)7/29(土)
木 11:00-18:00
金土 13:00-18:00
場所:自由港書店

お店は通常営業に戻りますが
店内には引き続き
池田彩乃さんの
詩の短冊が揺らめきます

最新詩集『青を撫ぜる』
初版特典「青を撫ぜる 公開書簡」
残りがありますので
引き続き
店内で
販売を継続いたします

こども、
おとな、
かぞく、
何者でもないわたしたちへ

をテーマとしてつくりあげられた
池田彩乃さんの最新詩集
『青を撫ぜる』を読み終えて
私(自由港書店店主・旦悠輔)が
感じたことを
池田彩乃さんと
やりとりさせていただいた内容を
そのまま小冊子にしたものが
「青を撫ぜる 公開書簡」です

ある種の詩論のような
ものでもありますので
読後のおたのしみとして
副読本的にお読みいただけましたら
嬉しく思います

詩集は税込1,200円
特典冊子は無料でお付けします

全国のお客様のために
引き続きオンラインショップの開発を
鋭意進めております

自由港
https://jiyukoh.jp/

夏の終わりには
『青を撫ぜる』
全国の皆さまにお届けできますよう
準備を進めてまいります

待てないよ
というかたおられましたら
ぜひ
須磨海浜公園の自由港書店まで
遊びにいらしてください

須磨の海はきょうも開かれています

店内
時にはクーラーをつけて

引き続き
皆さまのご来店を心より
お待ちしております

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