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地方創生

 観光とは
 観光へ行く目的は何か。普段見慣れないものを見る楽しみ。人々が多く集まっているから。有名だから。などなどいろいろある。根幹にあるのは、そこには楽しさがあること、だと思う。なぜ人が集まってくるのか。興味を惹かれる何かがあるからでしょう。
 例えば京都。歴史で学んだ史跡や文化に興味を惹かれるから。大阪や東京なども同じ興味心だ。また享楽を味わえる施設があることも理由だろう。TDL(ディズニーランド)や大阪のUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)、海遊館など。人が吸い寄せられる場所はほかにもある。パワースポットや行列のできる飲食店も。また奇祭と呼ばれる祭りやイベントにも人は集まってしまう。
 なぜか。そこには共通してあるのは、楽しそう。美味しそう。自分にとっていいもの、新鮮なもの、好奇心を満足させたいから。という欲求がある。
 人を呼ぶために何をすべきか、と行動するには、まず自らが楽しくならなければならない。あそこの人たちは楽しそうだなあ、となれば、行ってみたくなる。あの店にはいつも行列ができている。行ってみようか、となるもの。普段の生活上の繋がりを持つ地域を生活台と表現するなら、その生活台全体が楽しかったら、必ず他所から人々が集まってくる。何しよんかえ。楽しそうじゃなあ。いいなあ。ここに住みてえなあ。
 どう楽しみを作り上げるか。地方創生の鍵はこれにあると思う。生活台にいる人たちが作り上げていかなければならないこと。楽しいこと。多くの人たちが集まってできること。そして継続できること。夏には海でも川でも遊べる。バーベキューだってできるところが多い。佐伯海鮮祭りとか、城下ストリートダンス選手権とか、番匠川手漕ぎ船競争とか、佐伯はとにかく面白い所だ。となることが大事。 
 心理学者アブラハム・マズローは人間の欲求を五段階に分けた。生理的欲求、安全の欲求、社会的欲求、承認の欲求、自己実現の欲求である。佐伯は地形的にもコンパクトシティを目指すしかない。生理的はおいて、安全の欲求は、インフラが安全であるか。都市機能が整備されているか。災害対策は万全か。社会的欲求は、医療、学習、文化的満足や情報インフラが十分か。承認の欲求では、移住者が増え、観光客が絶え間なく来訪すること。そして自己実現の欲求では、佐伯発案によって、全国規模や、世界的規模のイベントが行えること。 
 千里の道も一歩から。楽しく安全に生活できてこそ、人を呼び込む条件の第一段階、である。福岡市の高島市長は規制緩和を行って、福岡市を飛躍的に成長させている。佐伯は逆に規制強化をすべきだと思っている。詳細はまた。        

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