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物書きが人前で話すことを決心した話 ~その④~

この記事は前回の続きです。読まなくても問題ありませんが、お時間あればどうぞ。
【その①】

【その②】

【その③】

商人ネットワークまであと1週間に迫った段階で、私にはもうとつの懸念がありました。

それは体調です。

実は高校での授業を担当する数日前に救急搬送される事態に陥りました。その日の朝はなんだか体がだるく、熱を測ってみると体温計には「39.7」の文字が……。

妻が常備しているカロナールをもらって面談は済ませましたが、そのあとから耐えられないくらいの胃痛が私を襲います。結局熱も下がらず胃痛まで出てきて、おまけに立てないほどにまでなってしまったので妻が119番で救急車を呼ぶことになりました。


幸い(と言っていいのかはわかりませんが)、急性胃腸炎と過労が同時にたたったとの診察結果が。治療も簡単な検査と点滴だけで帰宅することができました。

後日ちゃんと消化器内科で検査も受けましたが、悪化しなければこのままでも大丈夫だろうということで一応の回復はした次第です。しかし、薬は飲み続けていますし、最悪胃痛が再発する可能性も否定できない状況だったのです。

授業のほうは何ともなく終わったのですが、この時ほど健康管理を怠ってきた自分を恨んだことはありません。一部生活習慣を見直す、ある意味「いい」きっかけになりました。


そんなこんなで迎えた商人ネットワーク当日。

阪神ブロックは芦屋市、三田市、川西市、猪名川町の4つの青年部が入っており、それぞれの代表者で阪神ブロックを戦います。

※商工会議所は商工会と管轄が違うため、この大会には含まれません。なので商工会議所である尼崎・伊丹・西宮・宝塚は入っていません。

商人ネットワークは、猪名川町さんが選出できなかった関係で3市での戦いでしたが、その面々は以下の通り。

  • 相続を強みに持っている税理士さん

  • 防災時に使える水の浄化装置を扱う会社の社長さん

  • 取材を通じて発信をしようと呼びかけるライター

やべーよ、勝てる気しねーよ。

そもそも、なのですが、地元商工会の職員さんからも「おそらく商工会青年部に「Webライター」がいるところはない」と聞いていました。いわゆる珍獣が大会に出てきたわけですし、アウェーもアウェーです。

幸い会場は私が所属する川西市で、応援としてほかの青年部員さんも多く来ていただいたのが救いでした。

ただ、私もただで負けるわけにはいきません。ライターが何をしているのかをせっかくの機会ですから、知らしめるだけでも爪痕は残したい。そう思ったわけです。

プレゼン時間はたったの5分。それだけでどこまで伝えられるか…さて勝負!!

―― To Be Continue

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