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フリーランスって、言うほどフリーでもないよね(笑)

最近、ホームページ制作を請け負っている方とお話する機会が増えたのですが、フリーから法人になったたたき上げの方ばかりで学ぶことがたくさんあります。

そんな中で話の話題になるのは「フリーランスって口で言うほどフリー(自由)じゃないよね?(笑)」って話。


何かにつけて「フリーランス最高!」「会社員にはない縛られない働き方!」と表現されますが、その実、言うほどフリーじゃありません。

いままで自分が他部署や部下に任せてきたことを自分でやらないといけないわけですから、そりゃフリーでも何でもなくなります。

時間の使い方がうまくなければ、自分の時間を返上して徹夜なんてことも珍しくないわけで、時と場合によってはブラック企業顔負けの労働時間になるわけです。


日本の企業は、一つのことに特化したスペシャリストよりも、広範囲で何でもできるゼネラリストを育てがち。

理由は幹部になったときにその業務の詳細が分かるようにするためだと思いますが、そういう意味ではフリーランスは究極のゼネラリストであることが求められている気がします。

あるべき…とまでは言いませんが、少なくともゼネラリストの気質を持っていないとフリーランスとしては厳しいような、そんな印象です。


時間的自由を手に入れた分、フリーランスにのしかかるのは責任です。

仕事の責任も収入の責任も、人生の責任も全部自分。

なかなかなハードモードだと思うわけです。

独立して3年、副業時代から数えて4年くらい経過しますが、いまだに「会社員に戻ろっかな」と思うことは良くあります。

まあ、逃げるなと自分に言い聞かせて結局辞めないのですが、業種問わずフリーランスって難しい仕事だと思うんですね。


たまーにフリーランスを推奨する人を見かけるのですが……ある程度適性がないと難しいのではないでしょうか。

誰彼構わずフリーランスとしても、生き残れるのはほんの一握りだと思います。


制作の方とお話していた時、私がライターを始めたころに仕事をいただいていた方が、こんなことを言っていたのを思い出しました。

クラウドソーシングサイトに100人の新人が応募していたとしたら、3か月後には半分くらいしか残らない。
さらにその3か月後には半分、1年後には1~2人残ってるかどうかですよ。

ライターの話ですが、今でもたまにこの言葉が頭をよぎります。

結局、筋トレでもなんでもそうですが、生き残れるだけすごいってことでしょう。

さてやっていきましょうか、いろいろと。

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