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記事の網羅性を考えたら社会動かしてるんじゃないかと思った話

僕、猫に関する記事を書いています。
そしてその流れ(ではないですが)猫を家族に迎えました。
母の実家で犬は飼っていたのですが、猫は初めて。
わからないなりにいろいろと試行錯誤しながら向き合う日々です。

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で、今回感じたのは記事に求められる網羅性と専門性が、僕たちの生活をコントロールしてるんじゃないかという話。
それに気が付かせてくれたのは、うちの猫、さんごでした。

代表的なのがご飯。
猫のご飯やおやつってすごいたくさんあるんです。

うちに迎えるまでの猫のイメージって、魚大好き、牛乳LOVEの生物。
嫁もおんなじ認識でした。
なんせ「サザエさん」のタマのイメージです。

ところが調べてみると、マグロはダメ、牛乳もよくない、鰹節はカツオのならOK……。

やかましいわ!わけわかめじゃ!!

ってなりました。
そんなこと考えて昔の人は猫にご飯あげてないと思うんですよね。
それで早死にしたとかないと思うんですよ、多分。
動物愛護団体に言ったら怒られるかもしれないんですけど、ちょっと過敏になりすぎちゃう?と…。

爪切りでも、猫用ってありますけど、いなかのばーちゃん自分の爪切りと兼用やったで?ん?
そんな疑問が脳裏に浮かんだんです。

で、普段SEO記事を書くために参考サイトを見るんですが、猫記事見てるとすごく思うこと。

みんな獣医師並の知識ないと飼ったらあかんのかな……?

監修がついているので専門性は高いわけです。
また、細かく書いているから網羅性もあるわけです。
Google先生のルールに従えば良質な記事なんでしょうが、結果としてそれが社会全体をコントロールしてないか?と…。

つまり今まで気にしなくてもよかったような、こまか~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~いことまで意識しないといけなくなったんですよね、多分。
猫記事だけじゃなくて、スマホや車、離乳食など、今までかかわってきた記事すべてでいえることじゃないかなと思っています。

とはいえ、細かく書いているほうが親切なのは親切。
でも情報を受け取る側は100%鵜呑みにしたらダメだと思ってます。

結果として上位表示されているものが巷で新商品として販売される。
一番びっくりしたのは猫のご飯に「グレインフリー(穀物入ってないやつ)」があること。
確かに肉食動物の犬猫には優しいかもしれませんが…ちょっとやりすぎちゃうかな…?

もうすでに、僕らの生活はGoogle先生に支配されているのかも。

しらんけど。

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