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定性的なマーケティング

昨日、ご縁をいただいた勉強会で「マーケティングはコミュニケーションとエデュケーション」という言葉を聞いて衝撃を受けました。

マーケティング関連のSEO記事を書くことも多く、自身もマーケティングの基礎ぐらいは納めているつもりです。

ただ、その中には難しい理論や理屈も混ざっていて、進んで勉強しようという風にはならない人も多いのではないでしょうか?

あるいは「マーケティングって結局押し売りするための手法っぽい」と感じている人も一定数いるようです(個人の感覚です)。

そんな人はマーケティングはコミュニケーションとエデュケーションだと言い聞かせるといいと思います。


以前、営業には農耕型と狩猟型があるというnoteを書きました。

そのうちの農耕型営業を端的に表している言葉だな、と思っています。

コミュニケーションとは、相手との対話です。

これは言うまでもなく接触頻度やそれによって形成される関係性のお話。仲良くなった先に仕事の依頼が来るというものです。

もうひとつはエデュケーション。教育ですね。

この人は何をやっている人で、どんな強みを持っているのかを相手に覚えてもらうことを指します。

言い換えればマーケティングは時間をかけて相手と対話して、自分を同業他社と差別化して認識してもらうことで仕事がもらえる、もしくは紹介してもらえる、となります。


あくまでもマーケティングのいち理論なので、これがすべての正解ではありません。

ただ、それだけ差別化ってのが難しい時代になっているんだな、とも感じます。

特にライターなんて職業は、言い方を悪く言えば掃いて捨てるほどいますので、何かしらの差別化は必須ではないかと……。

もちろん専門性とかでもいいと思うのですが、思い切って人間性で差別化してもいいと思う今日この頃です。

全員が聖人君主になれとかそういう話ではありません。ありのままでいいと思います。

むしろ全員が聖人君主になったら返って気持ち悪い……(笑)

「悪口が合う奴ほど気が合う」って言われてるのと同じ感覚で、好まれる性格とか人間性は人によって違うよってことで。

それを時間をかけてコミュニケーションをとってエデュケーションしていく。

何ごとも高速で変化する現代においても、ゆっくりと時間をかけて関係性を構築するのは重要なことだと思います。

雨垂れ岩を穿つ、こんなところでしょうか。

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