物書きが人前で話すことを決心した話 ~その⑥~
この記事は前回の続きです。読まなくても問題ありませんが、お時間あればどうぞ。
【その⑤】
阪神ブロック大会を勝ち抜いた私が、次に挑戦することになったのは兵庫県大会です。
阪神、東・北播磨、中播磨、西播磨、但馬、丹波篠山、淡路の7ブロックから1名ずつ代表者が集っての大会となります。当然、各ブロックから面白い事業やサービスを携えた人たちが集まってくるわけですが、県大会の前に、私はこんなことを先輩から聞いていました。
県大会は実質全国大会以上のレベルやから
実は、兵庫県は商人ネットワークに非常に熱心であり、プレゼンターのスキルや技術がとても高い地域なんです。理由はいろいろありますが、私の直系の先輩にあたる方が熱心に指導されていることが、大きな理由として挙げられると思います。
この話はどうやら事実だったようで、のちに出場する近畿大会・全国大会でも「(所属は)川西市です」と言った途端に「ああ、あの!」となったのですが、その話はおいおい…。
準備期間は阪神大会から約1か月。当時はチラシも何もなかったため、1ヶ月以内で準備する必要がありました。何せ300人規模の大会ですので、宣伝しないわけにはいきません(いい意味で)。参加者に渡す封筒に入れるためでもありましたが、この時はじめて自分のサービスに関するチラシを作ることになったのです。これがまた難しかった…。
ちなみに、商人ネットワークは、「商品・サービスの良し悪し」を評価されるわけではなく、あくまでも純粋なプレゼン能力や購入したいと思えるかというプレゼン能力を評価される大会です。事業の良し悪しで判断されているわけではない点は、この場でお伝えしておきたいと思います。
ということで県大会へ。
場所は姫路にあるホテル。私を含めた7人の代表者による大会が始まりました……。
―― to be Continue.
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