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【バスコレレビュー】相鉄バスYOKOHAMA FCラッピングバス

昨年の「HAMABLUE号」に続いて、横浜FCラッピングの相鉄バスが5月24日に発売されました。
同一クラブで複数アイテムのバスコレ製品化はJリーグで初めてです。

パッケージの台紙は実車のラッピングを模したデザイン。
裏面には横浜FCラッピングバス誕生の簡単な経緯が書かれています。
相鉄バスが「横浜FCパートナーシップ」を結んだのは2021年。 同年、横浜営業所の1207号車(三菱ふそうエアロスター QKG-MP35FM)にラッピングが施された姿を模型化しています。
ワンステップ車ということで、窓の天地寸法はやや狭い。 左側面は乗降扉がある分、ロゴやエンブレムも控えめサイズ。 後部ドア中央の戸当たりゴムに色が入っているのが好印象です。
大きな「YOKOHAMA FC」ロゴが目に飛び込む右側面。 前から水色・白・紺という、フラッグを意識した塗分け。その境目は斜めストライプで、’90年代っぽいテイストが感じられます。
行先表示部をアップ。新横浜駅から三ツ沢を経由して横浜駅へ向かう「浜1」系統を印刷済み。
試合が終わった後、歩道橋を渡って乗る方のバスです。
今回、ロゴ・標記類の印刷はインクジェットなしの通常方式。
エンブレムもザラザラ感がなく、フラットな美しい仕上がり。
先に発売された「HAMABLUE号」と。 運行会社がが相鉄バス・丸大観光と別々なので、この並びが見られるのは模型ならでは。 路線バスと観光バスなので、当然サイズ差はあります。
以前の記事でお目にかけた自作品との比較。
右側面の裾中央にある正方形のパネルラインと、ベンチレーターの位置が相違点。
これはベースになった相鉄バスオリジナルセット(PKG-MP35UM)と今回製品(QKG-MP35FM)とのプロトタイプの違いによると思われ、しっかり作り分けられています。
交通系ICカードなど一部標記類が省略されていますが、バスコレ製品としては通常通り。
この辺は実物も意外にしょっちゅうデザインが変わるので、気にしないでいいのかも。

レビューは以上です。
今回はイングジェット方式を使わず、フラットな印刷面ですべてのラッピングが再現されていたので驚きました。
横浜FCはさすがにネタ切れでしょうが、最近Jリーグで流行のシンプル化したエンブレムに好相性の手法なので、ガンバ大阪とか徳島ヴォルティスあたりに続いてほしいですね。

※6/10 15時ごろ未完成だった部分を追記しました。

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