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最強ボイトレ論13:女性トレーナーが男性を指導するのが難しい理由(前編)

こんにちはこんばんは。
クリアボイスミュージックスクールのボイストレーナー、ジウコトモニタです。

こちらではガチでボイトレを極めたい方、ボイストレーナーになりたい方に向けてのガチの内容をお届けしております。

ボイストレーナー歴約15年(2021年3月現在)、メジャーのシンガーからTVタレント、芸人、アナウンサー、ラジオパーソナリティなど、声を扱う仕事で活躍されている方のボイストレーニングを数多く担当させていただいてきました。

その中で得た、「僕にしか出せないボイストレーニングのノウハウ」を惜しみなくお届けしていきたいと思いますので、是非最後までお読みください。

それでは早速話を進めていきましょう。

今回のテーマは、女性ボイストレーナーにとって永遠の課題ではないでしょうか?
「女性トレーナーが男性を指導する難しさ」
です。

実は逆(男性トレーナーが女性を指導する)は何ら問題ありません。

では、何故女性が男性の指導をするのが難しいのでしょう?

それは、声帯の構造上による発声タイプの問題と、音響学の問題、二つの問題があるからです。

今回は声帯の構造上による発声タイプの問題をご紹介させていただきます。
女性でボイストレーナーを目指している方、あるいはすでにボイストレーナーとしてご活躍されている方は今回と次回記事は必須の知識になります(正直、どれだけググってもどれだけ他のボイストレーナーさんに聞いても出てこない内容です)ので、是非お読みください。


ボイスタイプの見分け方のおさらい

まずはボイスタイプの見分け方のおさらいをしておきましょう。
ボイスとレーニングレッスンを行う上で、ここを無視した指導をおこなうと何のこっちゃ分からないレッスンになります。(そして全国の9割以上のボイトレスクールがこの何のこっちゃ分からないレッスンをしています)

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