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記事一覧

「このビジネスを知れた私はなんて幸せなんだろう」…マルチに沼って人生詰んだ〜完璧にキマった妻の洗脳〜【前編】

魅力的な謳い文句で会員を勧誘し、その会員が新たな会員を集めてーーマルチ商法に巻き込まれ、家庭や人間関係が崩壊するといった事例は後を絶ちません。いったいどのような手口で、どのように取り込まれていくのか。妻がマルチにハマって家庭崩壊するまでの一部始終。 ※ 「お話しすることは問題ありませんが、現在妻と子どもの監護権裁判と離婚調停を行っている最中です。私一人で子どもを見ているためあまり時間が取れません。このDMで内容をお伝えします」  マルチ商法のインタビューをしたい、と翔太

本邦初の「ピンク女優」香取環の数奇な人生…伝説の女優は元気な「社員食堂のおばちゃん」になっていた!

「ピンク映画」という言葉すらなかった。裕次郎や小百合が脚光を浴びる日活を飛び出して、初めて主演した映画は映倫から成人指定を受けていたが、上映中に警視庁に摘発された。大蔵貢社長に口説かれたが袖にして女ひとり、わが道を行く。いつのまにかその業界のトップスターとなり、ナイスなボディと艶技力で男たちを惑わす「ピンク女優」になっていた。出演作は600本にも及び、幾多の伝説が作られ、そして忘れられた——! 忘れ去られた映画人や作品を追う傑作ルポ『桃色じかけのフィルム ――失われた映画を探

【ラッパー・T-STONE】「1型糖尿病」発症から15年──新EPは「めちゃくちゃロック」【3/3】

難病発症と父の死1型糖尿病の発病は小学5年生、10歳の時だったという。

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難病を抱えるラッパー・T-STONE アンダーグラウンドからメジャーへ── 【1/3】

「ヒップホップじゃないって言われてもいい」昨年末、六本木のイベントで初めて観たライブは圧巻だった。レジェンドや現役第一線級のラッパーがそろう中、彼ひとりパンクロッカーのような存在感を放っていた。 T-STONE。ヒップホップシーンではすでに知られた存在である。2019年、TiKTokで楽曲「Let's Get Eat」がブレイクし、日本1位を獲得。YouTubeでも500万回再生を記録し、ネットには「極楽浄土、神様どうも」と曲にのせた若者たちのダンス動画が溢れている。 「

【ラッパー・T-STONE】フリースタイル・ダンジョン出場で気付いた「本当にやりたかったこと」【2/3】

「お前は王道」と言われ続けてその存在をまわりから認められるようになるまで時間はかからなかった。18歳の時、MCバトル「UMB徳島大会」のタイトルを奪った。 「そこから3年連続で全国行かせてもらったんやけど、その頃の僕はバトルに向いてたのかもしれない。強面のラッパーの先輩らもようけいらっしゃった時代やったけど、でも対峙したら戦わなきゃいけないじゃないですか。見た目でビビっちゃったら話にならないじゃないけど、バトルってそこでビビっちゃうヤツ多いんですよ。でも僕は言い返せた。特別

【俺たちの赤】いつかは夢のフェラーリ 世界最高峰最新カーのここがすごい!

いつかは乗ってみたいと子供の頃に憧れたスーパーカー。そんな世界最高峰の車は今どんな進化を遂げているのか。驚きのパワーを叩き出す憧れの一台に迫る! 今も続くフェラーリ信仰  “スーパーカー”という言葉は、定義は曖昧だが、クルマ好きにとっては魅力的な響きだ。1970年代の一大ブーム。80年代後半のバブル経済に象徴される金持ちのステイタス。いつの時代も一部の富裕層だけが楽しめるカテゴリーであり、それ以外の庶民は、指を加えて、羨望の眼差しで見ることしかできないものだった。  特

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【衝撃現場を撮って出し】大黒パーキングが外人の" 無法地帯"に 族車の聖地がまた消える? 

 今、カスタムカーの聖地として知られる大黒パーキングエリアに異変が起きている。毎週末になると、欧米人や中東、アジア系まで様々な人種がここに集まり、スタイラインGT-RやマツダRX-7、シルビアなどの人気車種を目当てに写真撮影。その異様な光景はまるで映画『ワイルドスピード』のようでもある。各報道メディアもその様子を伝えているが

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2024年夏ドラマ注目作ぶった斬り 月9は大丈夫……?日本一早い「7月期ドラマ」辛口批評【新人ライター玉越陽子の「きゅるきゅるテレビ日記」】#27

 もう7月、夏ドラマの季節ですね。夏ドラマについて書こうと思うが、その前に春ドラマの所感を。  以前、『アンチヒーロー』もとい、TBSの日曜劇場が骨太ドラマをつくらなきゃいけない病『半沢シンドローム』に罹患していると書いたが、春ドラマは、考察ドラマにしなきゃいけない病が蔓延していたように思う。考察ドラマが多かったわけではないが、『ドラマは(視聴者に)考察させてなんぼ』みたいな空気ぬる~く漂っていた。  2023年のドラマ『VIVANT』の影響であることは言わずもがな。『V

【ザ・未解決事件】赤報隊事件“統一教会犯人説”はなぜ消えたのか(ライター・一条しげる)

消えた「クロに近い関係者」 「とういつきょうかいのわるくちをいうやつはみなごろしだ」 1987年5月5日、朝日新聞東京本社に、銃弾の薬莢とともにこんな脅迫状が届いた。受け取った朝日新聞社内には大きな衝撃が走った。薬莢は2日前にあった「テロ」で使われた散弾銃と同じものだったからだ。

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【昭和平成芸能スクープの裏】悲しき恋ーー西城秀樹と十朱幸代 “世紀のカップル”はなぜ破局したのか(芸能ジャーナリスト・本多圭)

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活動再開で再燃 ほしのあき“ペニオク詐欺”の呪縛はなぜ消えない?【令和の芸能スクープ職人・黒木定丸】

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【第七回】関本郁夫・茶の間の闇 緊急インタビュー 自伝「映画監督放浪記」に寄せて

第一回 第二回 第三回 第四回 第五回 第六回 取材・文/やまだおうむ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 知られざる宮津出身の名キャメラマン――「吸血!女の館」 ──第19話「吸血!女の館」は、「瞳の中の殺人者」と同じく坂根省三のキャメラですが、坂根さんの画面には、牧浦地志にも通じるテイストを感じます。一ショットで空間が立ち上がるといいますか・・・・・・。 関本 坂根省三は丹後の宮津(高等学校)の出身でね。東映の社員では俺の一年先

荒井晴彦「花腐し」インタビュー 後篇・監督、ホラーについても、ちょっとだけ語る

取材・文/やまだおうむ 「食」から見える男と女の息吹き(承前) 荒井 でも今回は、舞台挨拶の後、ツイッター(現・X)を見ていたら、余計なお世話って言いたくなる感想はほとんどないんだよな。とにかく綾野ファンが凄い。 ──R18なのが勿体ないという声もあったと宣伝部の方も言っていましたし、メッセージというか、監督のやりたかったこととかやってきたことが、ストレートに観客に伝わったということなんじゃないでしょうか。 荒井 どうなんですかね。 ──ちなみに綾野さんの

【インタビュー】フッドリッチトーキョーRAKO「安藤組“餓狼の血”を継ぐ男」の半生(前編)

祖父は「安藤昇の言うことを聞かなかった唯一の男」  まだ残暑がただよう秋の日のことだった。 「来たか」  渋谷の鰻屋の門をくぐると、その人はすでに待っていた。伝説の元ヤクザであり、異色の映画スター。歳は召していたが、目をまともに見れないほどのオーラがあった。 「楽にしていいぞ。で、今は何をやってるんだ」 「パクられて出てきて、今は抗争を繰り返しています。××組と揉めてます。○○組とはもっと揉めてます。自分は、今流行ってる振り込め詐欺とか許せなくて、薬をイジってる不良も