じつむ君

ベンチャーキャピタルで働いています。

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最近の記事

外為法事前届出対象業種の追加に際し、ベンチャーキャピタルが行うべき対応について〜3. 実行報告編、記入例付き〜

0.記事の目的 前回の記事から日があいてしまいました。。 実行報告書の提出方法については、文字数の関係上割愛させていただいたのですが、 「事前届出書と禁止期間の短縮まではやったけど、投資実行したら安心しちゃって、実行報告をうっかり忘れていた…!」というVCさんにもちらほらお会いすることがあり…。 この世界のどこかにいらっしゃる、当ブログを参考にしてくださっている方に向けて、備忘録を兼ねて書き方をご説明する記事を公開させていただこうと思い、当記事を作成しました。 ※しつこ

    • 外為法事前届出対象業種の追加に際し、ベンチャーキャピタルが行うべき対応について〜2. 事前届出編、記入例付き〜

      0.記事の目的 今回は、おそらく一番多いであろう、LPに外国投資家が含まれている、日本のベンチャーキャピタルにおいて、「非上場の日本企業に対して、新しく出資(株式の取得)の予定がある」というケースを想定し、事前届出を書いてみる!という記事です。 実際に事前届出の作成から取引可能となるまでの実務を実際に何度かやってみたVCの皆様は痛感されていることと存じますが、一般的なベンチャー出資で起こりがちな、ギリギリまで条件交渉していたり、同じラウンドで複数の投資家が出資したりするよ

      • 外為法事前届出対象業種の追加に際し、ベンチャーキャピタルが主に行うべき対応について〜1. 制度の概要理解と、自社状況の確認編〜

        0.記事の目的 まず、この記事の目的は、外国為替及び外国貿易法(以下「外為法」)について、2019年5月に「事前届出対象業種の追加等」が告示され、8月1日より適用されたことに伴い、まさに今さまざまな対応に奔走している国内VCの皆様と、それぞれが蓄積したナレッジを共有することで、少しでも関係者全員の実務効率を高めたいというものです。 すでに一度でも事前届出業務を行われた経験があるVC様の場合、おそらく日本銀行(以下「日銀」)様と何度かのドラフトチェックや質問のやりとり

      外為法事前届出対象業種の追加に際し、ベンチャーキャピタルが行うべき対応について〜3. 実行報告編、記入例付き〜

      • 外為法事前届出対象業種の追加に際し、ベンチャーキャピタルが行うべき対応について〜2. 事前届出編、記入例付き〜

      • 外為法事前届出対象業種の追加に際し、ベンチャーキャピタルが主に行うべき対応について〜1. 制度の概要理解と、自社状況の確認編〜