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028_デザイナーが自分のアイデアネタ帖を小出しに公開するnote_その7
この話は、タイトル通り、自分用のアイデア集、ネタ帖、スクラップブックをみなさんに公開するノートです。
今回はパート7です。
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〈パート6はこちら↓〉
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07_高校の部室のゴミ箱
今回のお話は、ある高校の部室のゴミ箱にフォーカスしてみようと思います。
ある時期、高校生を主役にした写真集を作りたい!というお仕事依頼で、県内の高校を取材して回っていたんです。
そしてある部室というか稽古場を訪れた時に、気になった撮った写真がこれです↓
くすぐったい。
あ、あほやな〜。笑
見た瞬間、にやけましたね。
自分もそうだった。
考察してみると...
思春期の男子が考えることなんて、まーそう言う事ばかりです。異性の事ばかりと言うか、恋愛対象者の事ばかり考えてしまうわけですね。ある意味、普通の歳の取り方ですね。
女子のため息が聞こえてきますね。そりゃー相手にされなさそうです。
でも、実際、この部活は、よーくみていただくとわかるのですが、格闘系のスポーツなので、右に鉄アレイ、中央はダンベルを置く台、左はベンチプレス用の台でしょうか...硬派な男子たちばかりだった記憶があります。
ゴミ箱の側面に書かれた『分別』の文字、その濁点を変えただけの言葉アソビなわけですが、そっち方面の事ばかり考えているわけですから、そうなりますよね。
強いて言えば「もえる」も、なんかできそうですよね。
『え』が部分的に消えているのをみると、なんかやろうとしたのかもしれませんが。同じく『カン』も手を加えて、コンプリートして欲しかった。
さらに、縦4行と見立てて、文章にしたり、1句読んでしまっても面白かったかも...(なんの講評?笑)
とは言え、このくらいの手加減の方が、羞恥心も見えて、シュールで素敵な作品なのかもしれません。
高校を舞台にした作品を考えた時
の小道具として、こういう表現がさりげにできたりすると、もうそれだけで、その作品に没入できそうです。こういうのを机上の空論で想像しているだけだと、アイデアに出て来なそうです。
やっぱり、現場の取材がいかに大切か。
作品のレベルが、違いが、分かってしまいそうです。
映画や小説、ドラマ、漫画...
こんど作品を観た時に、その辺りチェックしてみると面白いかもしれません。
うちの猫のオヤツが豪華になります