見出し画像

衆議院選挙の結果

今朝大勢が判明した第49回衆議院議員総選挙。
結果は、自民党が単独過半数と、国会運営をスムーズに行える「絶対安定多数」を確保ということでした。
一方野党側は、日本維新の会が公示前勢力の4倍近い議席を確保する中、「野党共闘」を行った立憲民主党と共産党はともに議席を減らしました。
この結果はいずれも、事前の情勢調査とは異なる結果となっており、改めて日本における浮動票の影響力を感じました。

あくまで個人的な見解ですが、苦戦が伝えられていいた自民党が、ふたを開けてみれば結局単独で絶対安定多数を獲得し、主要な野党が議席を減らす中維新の会が躍進したことは、維新の会以外の野党が自民党批判の受け皿になれなかったということだと思います。
一方大阪の地域政党の感があった維新の会は、今回も近畿を中心にではありますが比例代表を含め議席を多く獲得したことで、今後の党運営に幅ができたかなと思います。

今回の選挙は安倍・菅・岸田内閣の評価という側面もありましたが、少し減らしたとはいえ自民党だけで261議席を確保したことは、政権選択選挙において大勝と言えるのではないでしょうか。
維新を除く野党は、野党共闘の在り方も含めて戦略の練り直しを迫られる結果となりました。

私としては与党と野党のバランスがもう少し拮抗して欲しかったのですが、今の野党だと選択肢にはなりづらい。その間隙を縫って維新が第3極として躍進したことは、喜ばしいことだと思っています。

次回の国政選挙は来年の参議院選挙。
どうなるか、楽しみです。

サポートをしていただけるようなことがあったら踊り狂います。 どこかの誰かの何かに届けばいいな。