見出し画像

人生初のテレワーク【ほぼ日日記9日目】

お疲れ様です、遊々自適です。

昨日は人生初のテレワークでした。

通勤時間はもともと片道45分ほどです。劇的に時間が増えたわけではありませんが、朝ゆっくりできるのと、周りを気にせず退勤できるのはかなりメリットですね。会社のPCのリモートデスクトップを自前のノートPCで開いて、遠隔操作のような形で仕事をしました。

そういえば、自適の仕事について詳しく話していませんでしたね。自適の職業はSEです。といってもプログラミングで製品を作る開発SEではありません。既製品の設定をして企業への導入を行う導入SEです。If文を書いて条件式を作成することで、その製品に思い通りの動きを取らせます。具体的にいうと、数学の「場合わけ」のようなものですね。 

X<3の時、Aとする

3<=X<5の時、Bとする

X>5の時、Cとする

といった感じです。

では製品を使って何を設定するのかというと、端的にいえば勤怠管理です。就業規則に合わせて実働時間や有休時間などを計算する式を作成します。例えば、6時間以上なら45分、8時間以上なら1時間の休憩時間を引いたり、休日出勤を所定休出時間と法定休出時間に分けたり…。と、就業規則と密接に関係しているので、労働法にも詳しくなれます。最近の流行りは、テレワークへの対応と2021年1月から施行された看護・介護休暇の時間単位取得の導入ですね。その他にもExcelやデータベース言語SQLなどを使いながら業務を効率化したりします。

労働法が計算式を組む上での土台となるディフェンスの能力なら、効率化を図るExcelやSQLはアタックの能力です。どちらかに偏ることなくバランス良く知識を身につけていきたいところですね。

「SEって正直何をやっているかよくわからない…」という方も多いと思いますので、ちょっと詳しく語りました。就活前の学生さんや転職を考えている方の参考になればと思います。

そこで敢えてデメリットを言うならば、「途方もないところ」ですかね。不具合が起きたら、誰も答えを知らないそれを、いつ終わるかもわからないまま延々と原因を解明しなければなりません。地道に検証を重ねてあたりをつけていく作業は当たれば楽しいですが、いつまでも当たらなければ地獄です。イメージ的には「帰れま10」をやっているのに近いですね。絞られていく可能性、それでも当たらない焦燥感、そして何より終わるまで帰れない…。なかなかしんどいものがあります。

まあそこまでの泥沼にハマるのも稀ですが。

はい。今日は勢い余って自適のお仕事の話をしました。また詳しく語る時が来るかも?しれません。それでは今日はここまで。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?