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求められるもの=同時進行力。

VUCA時代。あらゆるものは先が読めない、そしてすぐに変化する。当たり前だったものは、ひっくり返るし、陳腐化する。そんな時代に必要な力、それは同時進行力だと思う。

1つのことに集中する時代 → いくつかのことを並行して行う時代 へ。

『ながら』は、悪?

従来日本では、「ながら」は悪とされてきている。よく子供の頃に「テレビ見ながらご飯食べてはいけない」など言われてきた。そういう教育を受けていると、何かを並行して行うことは、悪だ。相手に対して失礼だ。と思いこまされてしまう。果たして、これは本当に悪い事なのだろうか。

私は、昔から同時進行派

私は性格的にいろいろな事は気になってしまうせいか、1つの事を集中しにくい人間だった。これは、好奇心が旺盛だったから、飽きっぽいから、など表裏一体なのかもしれない。いずれにせよやりたいことは全部やる派の私は、今もそれを継続している。働きながら、社会人大学院に通い、ワンオペで家事・育児を行う、を並行しているだから。周りからは「いつのまに?」「あなたは、何人いるの?」と言われることも多々ある。

リスクと体力

並行することで、片方が中途半端になったり最大出力がだせないことも当然ある。又、事柄によっては1つに全集中(=他を捨てるゼロサム)も必要だろう。いずれにせよ同時並行する=エネルギーがいるので、それに耐えうる体力が必要だ。その為に、運動は必須だ。ちなみに私は、週末に朝6時からテニスをしている。(夏場は5時から)

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これからは、絶対必要

とにかく時代が早い、情報が溢れる。そんな世の中で、じっくりと1つの事をやる時代ではなくなりつつある。副業、パラレルワーク、ギグワーカーなど、既に働き方そのものに同時進行感が表れつつある。

IoTの進化が、隔たりのギャップを埋めた。

こどもにも、そういう能力をつけていって欲しい。何かに夢中になるのは、大事なこと。ただ、一本足打法は、もはや通じない。あらゆることにアンテナを張って、あれもやりながら、これもやる、そんな世界がやってくる。子どもにとっては酷かもしれないが(私は、こどもはそれが出来る能力あると思ってる。大人みたいに凝り固まっていないから)、これが出来るか出来ないかで子ども同士の中でも差ができてしまう。1人で2つも3つも進める子と、1つだけの子では、知見や思考の幅、経験値が変わってくる。それによって将来の選択肢も変わってくるに違いない。

1粒で300メートル。1人で3人分の時代が来るに違いない。

世の中の親は、こどもの「同時進行力」を養ってほしい。



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子どもに教えられたこと

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