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ジョジョラビット

かなり久しぶりに映画館に行きました。

最後に観たのは「君の名前で僕を呼んで」でした。一昨年の春ごろ。こちらも素晴らしい映画だったな。

自宅でプロジェクターで観てるからいいや、と思っていたのですが、それでおもしろい作品を観ていたら、かえって映画館に行きたくなったんですね。

映画館で観るために作られてるんだったら、やはり映画は映画館で観るのが1番最高の条件で観れる。考えたら当たり前なんですけど、気がつくのが遅かった…。絶対観たい‼️という映画を探せるほど、引越しやらで余裕がなかったとも言えるけど。

そんな久しぶりの映画館で、ジョジョラビットは素晴らしい作品でした。
はじまりがコミカルだったので、10歳のジョジョ視点で、戦争中でも明るいジョジョの成長ストーリーなのかと思ったら、そんなことはなかった。
ショックな出来事も多いし涙がどんどん出てくる悲しいシーンもあったし。
登場人物が総じて魅力的でした。明るくてかわいくてコミカル!と思ってたのに、その背景でどんどん酷いことが起こってく。
想定以上の抉られる事件も起こります。

ジョジョの成長ストーリーではあるのだけど、その背景と周囲の人物が彼を優しく見守る姿は、いつまでも観ていたい心地よさのようなものもありました。
そうはいかないんですけどね…。

音楽・ファッション・インテリアも素晴らしかったです。あの時代は本当にかわいい!
ヘアスタイルもメイクも壁紙もフローリングもー!!

結局最後に状況がひっくり返るのも、出てくる人、物がよいだけに余計、戦争はなんてバカバカしくて愚かでくだらないか、ということを深く感じますね。
人が人を迫害するのも、なんて愚かなことだろうか。

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