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#98 産後ケアのお話

皆さんこんばんは!
一昨日〜昨日まで、パートナーと子供のいる産後ケア施設に泊まって来ました。

都会から外れた産後ケア施設の周辺



産後の母体は実は物凄いダメージを受けており、交通事故にあった直後位の状態と言う話を聞いたことがあります。

そんな状況で痛み止めを飲みながら、病院で5日間入院しながら、四六時中新生児と一緒で、おしっこをしたらオムツ替えたり、3時間置きに授乳したりと、正直休まる暇がなく、さらに5日間後にその状態で退院し、もし夫が働かなければならない状況なら、ワンオペ育児をしなければならないと。かなりしんどいし、そりゃストレスも溜まるし、産後鬱になる人も少なくないなぁと思います。

ホントに実家が遠かったり、高齢出産ですでに両親が他界してたりしたら頼れる拠り所もない。市役所に相談しても、大した話はしてくれず、産後ヘルパーを呼ぶにも条件がかなり限られており、睡眠をしっかりとる暇もなく、育児を余儀なくされたら正直キツすぎると思います。

だからこそ産後ケア施設で、傷ついた母体を癒す時間は絶対に必要なんだと今回強く思いました。


産後ケア施設とは?

産後ケア施設を知っている人も知らない人もいると思いますが、産後ケア施設は助産師さん達が24時間ベビールームに在中しており、いつでも赤ちゃんを預けられて、ミルクや沐浴、オムツ替えなどの世話をしてくださいます。勿論、授乳やk2シロップの飲ませ方をマンツーマンで教えて下さったり、沐浴の指導をして下さったり、赤ちゃんの記録も一緒につけてくださいます。

子供をベビールームに預けた母親は自分だけのゆっくりとした時間を過ごせたり、ぐっすりと疲れたカラダを休ませることもできます!
施設によっては岩盤浴やマッサージ、足湯やカフェ、レストラン、ライブラリーなども併設されており、1日ゆっくりそこで過ごすことも出来ます。

泊まった日の夕食



若いうちに産んだ人でもキツイんだから、高齢出産した人は言うまでもありません。

いまだにパートナーも部分切開した部分が痛み、痛み止めを飲みながら回復に勤しんでいる状況です。

ホントに産後ケア施設はお金さえ払えれば何週間〜1ヶ月位のんびりできる、とても素晴らしい場所です!

ただいかんせん費用がかなりかかり、一泊で高級温泉宿に泊まるくらいのお金がかかってしまいますし、最低1週間〜みたいな縛りもあったりするので、安くても30万〜かかってしまい、場合によっては100万超えることも考えれます。

だから誰でも入れるのではないということが不安材料でありデメリットであります。

こういう状況を政府や国がもっと考えて産後ケア施設に助成してくれたり、もっと出産時の戻り金を多くしてくれたら誰でもしっかりと産後は休めるのになぁと思いました。

産後3週間程をしっかり休むことで、母体の回復も早く骨盤なども前の状態に戻りやすくなるので、本当に一生物の時期として、もっとこの時期を大切にできるように国全体で母親と赤ちゃんを助けてあげて欲しいです!

またパートナーの理解もホントに必要だと思います。仕事をして稼げば良いとか、それだけじゃ絶対に良い家庭にはならないし、夫婦で家族で育てていく!という気持ちで子育てもやらなきゃいけないです。

今の日本の制度では限界はあると思いますが、新しい時代の形に出産、子育ても変えていかないと、昔のままには行かないですから。

昔のまま、家族も皆元気、大家族、お金も十分にある。そんな状態の人ばかりではないし、どんな人達でも平等に出産や子育てができる世界を作っていかなきゃいけないと思います!

産後ケア施設が贅沢だ!!と言う国や政府や市町村ではなく、それが当たり前だ!!キツイはずだしいくらでも補助を出すと言える国や政府や市町村にして行けたら出産後の不安のハードルはかなり下がるのではないかなと思います。

今日はそんなお話でした!

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