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[オトと戯れる 13]〜ウクレレをエレキ化

[オトと戯れる]の13回目は、”サウスポーでエレキウクレレ・デモ”でも使用したモーリスのピックアップの取り付けについて。

「楽器」としてのクオリティとは別に。。。激安モノのウクレレやギターも使い方次第。。。ってのもあって、こういうカスタマイズやDIY的なことを気軽にトライ出来るって面もある。


すぐにレコーディング出来る

ウクレレにしろ、ギターにしろ、”エレキ”だと。。。マイク・セッティングに煩わされることなく、すぐにREC出来るってのがやっぱり魅力。

そこで、MAHALOのコンサート・ウクレレにモーリスのアコースティック用ピックアップCP-3を取り付け。


取り付け困難!?

このピックアップはウクレレ/ギターのボディに穴を開けて、そこにジャック部分を回しながらねじ込む。

ストラップのエンドピンの役割も兼ねるので、そういう位置に取り付けるのが定番。

マイク部分は、両面テープでボディに貼り付ける。マイクから伸びた線の端は、RCAピンになっている。これをエンドピン・ジャックに接続する。

ピンの部分の写真は撮り忘れたので、参考までに同じ形のケーブルのショットを。。。

レコーダーとテレビを繋げるのに使ったりするヤツ(最近はHDMIケーブル1本でOKなので、使用頻度は減ったけど。。。)

もちろん、今回取り付ける先は、写真のような3本セットじゃなく、1本。

さて。。。説明書を見ると、「ボディーに11.2mmの穴を開ける」とある。ところが。。。RCAピン・ジャックの経はソレより大きい。。。ということは、穴に入らない。。。?!

穴の経を大きくすると、エンドピン・ジャックが固定出来なくなってしまう。。。

そもそも。。。なぜ悩まなければならないかというと、本来はアコースティック・ギター用なので、サウンド・ホールから手を突っ込んで作業をする。。。みたいなことが。。。小さいコンサート・ウクレレのサウンド・ホールからは出来ない。。。


プレートを追加して取り付け

数日考えた末に思いついたのは、穴はRCAピンが通るように大きく開け、エンドピン・ジャックが固定出来るようにエレキギターのような「プラスチック製のプレート」を付けるというもの。

ただし。。。穴をあまりデカく開けるのは「鳴り」にも影響することも考えられるので、避けた方がいい。。。

アイデアがまとまったので、リーマーでの穴開け作業に取りかかる。

穴開け用リーマー

上のショットは既にエンドピン・ジャックを取り付けた後ですが、遡ると。。。

んーっと。。。とりあえず、RCAピンがギリギリ通るぐらいの穴を開ける。で、ウクレレを立てて、サウンドホール側からRCAピンを下ろして穴に通す。。。

出来ない!

そこで、また色々と考えた末。。。細い紐を穴に通して、RCAピンに括り付けて、最初にやったように、ウクレレを立てて穴を覗きながら。。。紐を引っ張る。。。

RCAピンが穴に入るような絶妙な角度をになるように、ウクレレを真っ直ぐにして。。。

通った!

で、RCAピンとエンドピン・ジャックを接続。

後は、プレートの穴をエンドピン・ジャックが入るぐらいに広げる。ねじ込みの部分は網目になっていて、少し経が大きくなっているので、この経よりも大きくならないように注意。

結果、うまく取り付けられた。


最後に、ボディ裏に両面テープでマイクを貼り付け。

取り付け前の薄いコインのようなマイクの写真は撮り忘れたので、ピックアップの箱のショットを参照。。。



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