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[モバイル&サウンド9]〜GarageBandで学ぶ”定番ギター・アンプ5”

GarageBandの5つのギターアンプ

エレキギター・サウンドを決定づけるのは、ギター以上にアンプに依るところが大きい。

なので、そのアンプについて、モバイル版GarageBandを使って以下の「定番アンプ5」を紹介。ロック・ヒストリーに絡めサウンドの例も。

・Fender ツインリバーブ
・VOX AC30
・Fender ツイード・アンプ
・Marshall 1959
・Mesa / Boogie デュアル・レクチファイヤー

取り上げた順番は、「クリーンから歪み系」って流れ。

・Fender ツインリバーブ
1960年代に登場したツインリバーブのイメージは、「シャリーン」って「クリーン」なトーンのビーチ・ボーイズのサーフ・ミュージック。「歪まない」のが特徴のアンプ。


・VOX AC30
VOXと言えば、ビートルス、U2といった超メジャーなバンドでの使用で有名。個性的なブリティッシュ・サウンドが特徴。「クリーン」系サウンドは、ツインリバーブよりは若干濁りのあるパンチがあるサウンド!?
 
そういうクリーン系の他にクイーンのようなカスタマイズされたドライブ・サウンドもある。今のVOXは日本のKORG系なので、VOXというよりはKORG的な製品も多い。amPlugが一例。


・Fender ツイード・アンプ
タイムライン的には、ツインリバーブよりも前の1940年代終わり頃に登場した「ツイード」生地で覆われたフェンダー初期のアンプ。スピーカーの径や数等によって細かく機種が分かれているけど、詳細まで語るとキリがないのでココではまとめて「ツイード・アンプ」としてマス。

ロックンロールやブルースにうってつけの「味のある歪み」が特徴。マディ・ウォーターズ、チャック・ベリー、プレスリー等。。。この時代のメジャーアンプは、フェンダーの一択。


・Marshall 1959
ロックと言えば1960年代に登場したマーシャル。そのざらついた「クランチ」な歪みが特徴。この1959はマーシャルの中では歪みは軽い方なので、もっと歪ませたいなら、エフェクターにオーバードライブを入れる。

ジミヘン、レッド・ツェッペリン等がそのサウンドの代表格。アンプそのものをカスタマイズして、激歪みにしてるのがエディ・ヴァン・ヘイレン。


・Mesa / Boogie デュアル・レクチファイヤー
低音がガンガン歪む1980年代に登場したメタル・アンプ。そのルックスからして、「メタルな音」を連想させる。

メタリカやラウド系バンドが使用。


GarageBandで感心するのはアンプの種類だけじゃなく、単に「クリーン」「クランチ」「オーバードライブ」「メタル」とかの言葉だけじゃなくて、その「ルックス」の再現性が優れているところ。

なので、非常にわかりやすい。

上記のアンプから、さらに3つに絞るとすれば。。。

・Fender ツインリバーブ
・Marshall 1959
・Mesa / Boogie デュアル・レクチファイヤー

かと。。。

「クリーン/クランチ/メタル」と大雑把に分ける。そこから、徐々にアンプを足して行く。

アンプ・サウンドのメイキングの近道は、こういう基本をベースに好きなギタリスト/曲で使われてるアンプを探るっていうのが一番。

好きな曲をカバーするのは気持ちもアガるけど、ギタリストがいるメジャーな「バンド」の曲をカバー曲に入れるのは必須事項!?

というのは、メジャーなギタリストなら、その機材やセッティングをネットや本でチェック出来ることも多いので。。。


-- UPDATE 2023.4.17 --
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