知らない事を知らないと素直に言えると学びが深まる

「知らない事を知らないと素直に言える人になりたい」と思っていた。

なんとなくそう感じていたが、
「知らないことを知らないと素直に言えると学びが深まる」
という事に最近ようやく気付いた

無知の知を再発見した

なんとなく昔から、知らないことを素直に認められる態度が紳士的であると思っていた。

そんな素直な人が好きだった。憧れていた。

そして、最近になって、それが何かを学ぶ上で非常に重要なことだと実感した。

無知の知だ。

何かを深く知るきっかけとなる。

なんとなく好きだった先輩の態度

社会人になって初めて配属された部署で、
少し変わった魅力的な3つ歳上の先輩に出会った。
この先輩は、新入社員の私が質問したときにも、 「知らない」「わからない」と全く恥ずかしがらずに堂々と答えてくれた。

この姿勢がとても紳士的に見え、私はそれが好きだった。

知らないことやわからないことに対して、 はっきりと「知らない」「わからない」と答える先輩の態度は今でも覚えている

社会人になって6年経つ、今振り返ってみると、

新入社員に対して素直に「知らない」「わからない」と答えることには、 実は大きな勇気が必要だったと分かった。

私は、この姿勢をできるだけ真似するように心がけている。
前置きとして、「知らない、わからない」と伝える。
そして、自分なりに考えを述べるようにしている。

しかし、ついつい見栄を張る気持ちが表れる。
なかなか難しい。

技術記事を書いてみたら分かった事

最近は技術記事を投稿することを習慣にようと思い、
記事を書いている中で気付いた。

記事を書くきっかけとして、「知らない、わからない」と思った事を調べて書いてみる そんなスタンスを取っている。

わからないこと、知らないことを認めることで、 物事についての理解を深め、新たな発見へとつながる機会を得る。

知らない事を記事にすると深く調べるきっかけになるのだ。

また、人に説明する時や記事にする時は、
「嘘や間違いを記事に書きたくない」
その思いから、信頼のおけるリソースを当たるようになる

公式ドキュメントや仕様書、論文など、
信頼のおける文章は、厳密性を重視した骨のある文章だ。
読むのをついためらってしまう。

人に説明するような、きっかけでもないと難しいだろう。
好きじゃないと、自分から進んで読みたいと思うのは難しい。

しかし、いざ読みはじめると、その面白さに気づいてきた。
新たな発見が沢山あるからだ。
はじめのきっかけが重要なのかもしれない。

感想

直感的に、素直な態度が好きだと思っていたが、
学びを深める上で重要なものだった。
先輩は偉大だった。

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