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海外転職。新入社員第1週を終えて。

前職を離れて3週間の今週、新しい会社に入社しました。もちろん入社式もなく、リモートなので出社するわけでもなくぬるっと月曜日が始まった。

がしかし月曜の時点でまだ会社のラップトップが届いていませんでした。

携帯は事前位届いたのだが、使うためのパスワードはラップトップで作らないとならぬ模様。結局ラップトップは月曜の夕方に届き初日は棒に振りました。半導体不足の波がこんなところまで。

元々今週はオンボーディングと言ってオリエンテーションばかりの週だったのでそれほど影響はありませんでした。それに普通のオリエンテーションは毎週、役職ごとのオリエンテーションは2週ごとに行われているらしいので遅れて参加できます。なのでミスった初日は来週の月曜日になります。2週ごとのオリエンテーションでは毎回100人程度デザイナーが入ってくるそうです。一体どんだけデザイナーいるんでしょう。

私の同期は600人ほどいました。そしておそらく今まで働いた会社の中でダントツダイバーシティーが進んでいます。英語が第二言語、移民、LGBTQ、大卒の若者、私のような中年と本当に混じっていました。女性も多く、子持ちもたくさんいました。私よりも年上の方もたくさんいました。ITでは30代が多いいので嬉しかったです。

その後のオリエンテーションもメタのカルチャーについてが多く、あまり今のビジネスがどうとかそういうことはありませんでした。やったのはダイバーシティーやその周辺のことがほとんどでした。これはなかなか今までとは違いました。私自身移民で英語が第二言語のマイノリティーなのでとても安心しました。入社してみるとそんな人ばかりです。プレゼンターも英語が第二言語だというインド人、パキスタン、中国、韓国人、ブラジルの方がいました。心強いです。英語が苦手だからと遠慮せずにいろいろ喋れそうです。

ダイバーシティーのクラスではカラーリズムについての話もありました。集団の中にいると色が濃い順に劣等感が生まれるらしいのです。興味深かったのが同じ黒人の中でも明るめの肌の黒人方が優秀なように黒人の中でも映るというリサーチがあるそうです。インドのボリウッドでも肌が明るい方が主役になれるらしい。アジアでは日傘を差して白くなりたいようでという話も。いろいろな意見も出ました。まぁ日本人は黒いのが流行ったり白いのが流行ったりしてますが。

今ではどこの会社にもダイバーシティー担当役員がいます。興味深いのがどこも黒人の女性なんですよね。アジア人とかインド人いないんですよね。それはそれで逆差別なんて言われそうですが。男性もいません。

その他にもインポスターシンドロームの話もありました

インポスター・シンドロームとは、自分を過小評価してしまう人の症状です。 自己の能力を信じられなかったり、成功しても、それは運が良かっただけだと思ってしまったりする症状です。

Googleサーチ

私もそうなのですがメタに入ったら周りはロックスターばかりでチームメンバーとしておじさんの私は見劣りするのではという気持ちが少なからずありました。そしたらみんな同じようなことを感じているようでした。実際上層部はハーバードやらスタンフォード出身者ばかりだし、アマゾンやGoogleから転職してきた人が多いのでなんとなく感じてしまいます。

現実はまさに多様でした。見習い入社の人や契約社員から正社員になった人。インターンからきた人もたくさんでした。外国人もたくさんです。中でも中国人の女性と南米の女性がわりに多かったですね。外国男性もちらほらいますが女性が活躍しているなと思いました。そして中国人はアメリカンネームつけてる人が多いいです。大陸の知恵なんですかね。

しかしまぁみんなよく喋る。と思っていたら私もまぁまぁしゃべってました。この多様性が安心感に繋がるのかと思いました。何度もここはセーフプレースだといっていたので別に英語下手と思われてもいいやという気分になるのですかね。


私は幸いに前職の友人がメタで何人も働いていました。うち二人は向こうから面接の手伝いを申し出て来れました。おかげで今日に至っています。感謝です。

日本人も思ったよりもたくさんいそうです。VPにも日本人の方がいるようです。西海岸にはエンジニアに日本人の方がたくさんいそうです。夏にはチームでメンローパークの本社に行くようなのでお話しする機会があればいいなと思います。

海外では日本人は日本人無視するようなところがあるのでメタではそうでないことを祈ります。まずはいつも助けてくれる中国系とインド系からネットワークを築いていこうかと思います。早速オリエンテーションで声かけて来れたのは前述の中国人女性でした。ありがたいです。


あとはリサーチャーが多いのに驚きました。アカデミックなバックグラウンドの人もたくさんです。大学で研究していたような人たちです。リサーチにはお金かけてます。リサーチ旅行に世界中行っているようでした。海外での調査旅行は憧れです。

その他驚いたのは福利厚生が良いことです。学びの機会もたくさんあります。フェースブックは叩かれることもおおいいのですが、そりゃみんな入社したいわけだと思いました。私もあと15年早く入社したかったです。新卒で入社してるみんなが羨ましい。まぁ15年前はあまり外国人やとってませんでした。今がチャンスかもですね。


あまり詳しい内容には触れないようにしています。どこまで書いていいのかよくわからないので。


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