見出し画像

今日の動作術の会の稽古

昨日は同じ職場の人概ね全員の車掌が嫌っている行路だった。駅から宿泊施設が遠いのと、泊まりの行路の中でも短時間しか寝られないからだ。文字通り仮眠という感じ。帰宅してからアラームをかけないで寝てしまったのもあるが、寝坊して遅刻した。


やったこと

システマ東京の伊藤烈さんがクラスを担当しているときにやっている、皮膚を動かすということをやった。
伊藤さんのときは、そこまで厳密ではないが、中島さんはまあまあ厳密にやった。
まずは皮膚の特徴。
ペアになって、相手の腕に手を乗せる。そこから自分の手を「指先の末端から」動かすと、相手の皮膚が元に戻ろうとする位置までずらすことができる(自分もそうだが、手の動きを肩や肘起点にしてしまうと相手の皮膚を余計に動かしてしまうことになり、狙ったラインまでずらすということを正確に行えなくなる)。そこまで動かすことができると、相手を崩すことができる。崩れた方向に寄り添って行くと、倒すことができる。
この稽古を繰り返し行った。
肩から動いてしまうと、自分の動きをロックしてしまう。ある程度動かせても、そこから先に伸ばしたりすることができなくなる。なので、末端から動くということは理にかなっていて素晴らしい。
難しい場合は、壁により掛かると良い。壁にくっつける身体の部分は、両肩のライン。腰はくっつけない。その状態が出来上がったあと、ペアになって相手が前に出した両手を押そうとする。その状態で押そうとすると、そもそも肩を動かせないので、末端から動くようになる。他のペアはパンチを試していたが、立った状態で肩を起点にしたときよりも威力があったように見えた。
相手に腕を握られた状態から、自分の手の平を開いて小指を相手に向けるように動かすと、皮膚が動くことも合わせて相手の体勢を崩すことができる。
最後に擦って崩すというのを体験した。腕に対して直角方向に力を加えると感知しやすいが、擦ってずらす方法だと感知しにくい。
皮膚は全身に繋がっているので、皮膚をずらすと、相手の体勢を崩すことができる。

稽古会が終わったあと

最近一本歯下駄に興味があり、それについて中島さんに質問した。
今使っているビブラムのランニングシューズがだいぶ前から壊れていて、買うか迷っているところにインスタグラムの広告に一本歯下駄で走ってる動画が出てきて興味を持ったのだ。
中島さんの考えによると、歩いたりするのにはバランス感覚を養えるので良いということだった。ただ、立った状態を保とうとすると後ろ重心になろうとして良くないということだった。
稽古会のメンバーには疲れたときに体勢を戻すために履いてるという人がいた。
最初から参加できたら良かったが、とても有意義に過ごすことができた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?