風俗嬢に恋をしてしまった話 最終話



最終話「永遠のあくる日

ここからがほぼリアタイであり、そして最終話です。

今月9日にAちゃんとご飯行く約束をしていたが、Aちゃんが実家に帰るかもみたいなことを言っており結局なんも連絡がなかったし新しいお店で大変だろうなと思い私からも連絡はしなかった。

そのまま月日は流れ

つい先日

AちゃんからこんなLINEがきた

「ご飯誘ってくれたけど全く連絡ないし、違う話題だしてきて謝りもないし。だったら元から誘ってほしくなかった」

信じてたけど信用を失った

と言われた。

そうだ。

あの時、なぜ連絡しなかった。

自ら優先順位を下げにいってしまってた。

どうせ忙しいから行けないだろうなって勝手に決めつけて。

転職活動もあったが、もはや言い訳でしかない。

人として最低だ。

Aちゃんからそんなこと言われるなんて思ってなかった。

信じてたけど」と。

とても失礼なことをしてしまったんだ。

謝った。猛省した。

もう手遅れだけど。

結局のところ私が、相手は「風俗嬢」だからって固定観念や先入観を抱いたままだったんじゃないか。

Aちゃんに対して失礼に値する思考だ。

もっとちゃんとひとりの女性として接するべきだったんだ。

もう少し、相手からの信用を得てから行動すべきだったと。

あまりにも自分主体で動きすぎていた。

今さらどうこうできる問題でもなさそうだ。

今回は私が120%悪いので。

相手に非は全くございません。

もう今年も終わりだってのに相手に嫌な気持ちにさせてしまったことを本当に申し訳なく思う。

やって後悔どころの騒ぎじゃない。

だから

直接会って話がしたいんだけど。

とLINEで送った。

するとAちゃんから

「ごめん外で会うつもりはないよ」

はい、完全に終了のお知らせです。

これ以上連絡をとったりすると、いよいよストーカーみたいになるのでもうやめます。

最後にAちゃんは言った

お仕事頑張ってね。

こんなクソ野郎にお世辞にもそんなことを言ってくれるなんて優しい子すぎます。

この言葉は恐らく、今年の忘れられないひと言ナンバーワンです。

これでAちゃんともお別れです。

なんと言いますか…

情けないです。

結局、自分勝手な行動で関係を終わらせてしまうという不甲斐ない結果となりました。

これにて「風俗嬢に恋をしてしまった話」は終了となります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?