オーセンティック・コーチング
3月4週目
オーセンティック・コーチング
著:苫米地英人
コーチングのコアは現状の外側のゴール設定
現状:未来にまで続く、自分の現在を作っているシステム、ブリーフシステム(モラルや常識、無意識の判断)
コーチングにおけるコーチの仕事とは、現象の外側にゴールを設定するためのお手伝い
コーチング:人生を丸ごと変える、ゴールは現状の外側に設定する
カウンセリング:現在の悩みを解決する、よってゴールは現状の内側
コーチングはインベストメント=投資ではなくプリンシプル=原理、原則
仕事=賃金ではなく、仕事=自分の機能を社会に提供するもの
前者のような理解が蔓延しているため、職業をお金の観点からしか見ない。
▶︎やりがいがない、給料が安い、面白くない
ブリーフシステムを理解する
▶︎スコトーマ(盲点)を理解する
RAS 網様体賦活系の役割は重要なものを活性化すること
他のものが見えなくなる訳じゃない
意識と無意識の間に介入し、選択的に見せるシステム
意識に上げるものを限定的にする
コーチの仕事 クライアントのゴール設定の手伝い
▶︎クライアントのブリーフシステムを変えること
コーチの言葉でコントロールしない
クライアント自身の言葉で変える
相手の内省言語を引き起こす、コーチは相手の意識に乗らない
心の本質を捉える基本は相手に内省言語を引き起こすこと
エフィカシー:ゴールを達成する自己能力の自己評価
エスティーム:自分のゴールの凄さを自分で誇る
高いエフィカシーを持つ人々が集まることで、互いが互いのスコトーマを補完し合うことができ、見渡せる世界が広がる=集団的エフィカシー、コレクティブエフィカシー
コンフォートゾーンを広げるのではなく新しく作る、再定義する
どんな行動、言動をとるのか明確にイメージする
現状の外側のゴール=利他的なゴール
自己満足のためのゴールは現状の内側のゴールに過ぎない
多くの悩みは現状を維持したいと思うからこそ起きることが多く、現状から抜け出すだけで解決することも少なくない
▶無意識では抜け出せない、不安、ホメオスタシス、クリエイティブアボイダンス
足かせを外す手助けをするのがコーチング
気づき
現代はあまりにも情報過多であり、他人と比べる、評価を気にする、お金が選択の基準となっている。GOALの本質はシンプルに人の役に立つ、社会のためになること、自分がじぶんらしくいられる、夢中になれること。
この基準を持って選択し、人生を切り開く。
この考え方をしっかりと持っておくこと。
それを妨げているもの(ビリーフシステム)に気づき、断つことを決める。
その手助けをする。小手先のテクニックを追うよりも、この考え方を細胞レベルに落とし込んでクライアントに関わる。
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