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インナージャーニー "インナージャーニーといっしょ vol.3 -内旅編- 渋谷duo MUSIC EXCHANGE 2022.10.01

初めて行くライブハウスで、初めてライブを観るバンドを。
もちろん、そういう状況なので、覚えていようということは全く考えずに、その場を全力で楽しんできました。

duoは初めて行きましたが、柱が多かった。スピーカーがホールの真ん中寄りに向いていて、今回私はその外側に陣取る形になったので、若干、音の聞こえ方も普段と違うような気がした。これは、また行く機会があれば確かめてみたい。
o-eastと同じ建物なんですよね。だから、場所自体はめちゃめちゃよく行くんですよ。それでもこのライブハウスには初めて入った。何だか不思議な気分でした。

ライブの感想としては、入り込みすぎてそこまで覚えていないし、そもそもベースとドラムは位置の問題で殆ど見えなかった。
とにかく、カモシタサラさんの声が強い。もちろんそれに伴って、歌がものすごく強く響く。始まる前の、O.Aの紹介を聞いていても思ったが、滑舌が素晴らしい。一つひとつの言葉、音がとても明瞭に聞こえる。
ギターの本田秀さんは、私が今まで見た中で、一番よくピックを投げるギタリストです。それはさておき、私はギターの技術を語れないが、ソロをすんごく楽しそうに弾いているのが印象的だった。あと、こう、曲の最後に全員でバーンと合わせるやつあるじゃないですか。あれをkaitoさんがズラしていくのがスタイルみたいなんですけど、そのずらされていくタイミングが私と本田さんが全く同じで親近感を覚えました。
新曲の少年、凄かったですね!ほんと。どんどん曲のレンジ、深み共に増していくのでしょう。これからも可能な限り通おうと思う。


出会いの話なども。
暇な夏休み期間、だらけ過ぎて眠れない早朝にボーッとYouTubeを眺めていたら、突如ホーム画面に「少女」のMVが出てきた。それまで全く未知の存在だったけれど、せっかくだからと聴いてみた。なんとも言えない郷愁感。淡々としているようで、しっかりとした強弱。曲の表情が素晴らしく感じた。
そこから数曲聴いてみて、ワンマンがあることを知り、チケットを入手するまでの期間は3日ほど。バンドを知ってからライブに行くまでの期間は、私のこれまでの人生で最速だと思う。
入手出来る限りの音源を手に入れ、1ヶ月ほど聴き込んだ。まだ全然追い付かないですね。時系列順に聴いても、どんどん前に進んでいるのが感じられる。

余談のような話。
バンド名が、andymoriの曲名と同じだという。どうしてもandymoriと似ているというイメージで語られることが多いようだ。たしかに、YouTubeのコメントなどを見ていても、その様な言葉が見受けられる。
私はandymoriを知らない。いや、もちろんandymoriというバンドの存在は知っているし、絶対にどこかで曲を聴いたこともあるだろう。ただ、それをandymoriの曲だと認識して聴いたことがない。
一度だけ、andymoriを人から勧められたことがある。中学時代からの知り合いに、大学に入ってからかな?ただそいつは、私が勧めた音楽を頑として聴かないやつだった。だから私も、しょうもない意地を張って、andymoriを聴かなかったのだ。
それが、今回良い方向に働いたのだと思う。曲を聴くにあたって、誰それのどの曲に似ている似ていないという感覚は、私にとってはどうしてもノイズになる。だから、それを感じずにスムーズに入っていけたのは、とても良かったと思う。


出会いからチケット購入を決めさせた3曲のMVを紹介して締めます。
本当にいいバンドです。皆さんも是非。



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