自分なりのストレス対策

気温の変化が大きく、すぐに天気が荒れるもんだから体調が安定しない。
大崩れするわけじゃないけど、寒暖差でアレルギーのような症状が出るので、それが続いている感じ。私の場合はそれに合わせて、嚙み合わせが安定しなくなるので、やっぱそれはストレスですよね。この症状はひどくなると頭痛を併発したうえで下あごから後頭部にかけて拘束具で締め付けられてるんじゃないかといった具合になるのを以前体験しているので、今回は軽く済んで良かった。

その理由としては、ストレスの原因がわかっていたこと、そしてそれらが既に経験したことのあるものだったことが大きいと思う。
ストレスを感じているな、と気付いたら、私の場合は、必ず原因を自分なりに言語化するようにしている。今回の場合は上記の寒暖差、無職であることに対する漠然とした不安・焦り、4/7を最後にしばらくライブがないこと、贔屓チームの鬼のような不調、辺りだろう。
もちろん対処できるものとできないものがあるから、原因を突き止めたうえで無理やりにでも解消しましょうという話ではない。
ただ、なにがこんなにストレスなんだろう?と悩み続けることや、八つ当たりを極力しないようにすることを目的にしている。「何にさいなまれているのか分からない」という不安はそれそのものが何よりも大きなストレスとなって襲い掛かるのではないだろうか。

これは接客をしていて学んだことだ。
厳密にいうと、客じゃない人への対応をとおして学ばされることの方が多かったかもしれない。
理不尽なクレームであったり、こちらが何かを注意した場合であったり、相手が私に怒りの感情を向けているシチュエーション。
謝る必要性を感じなければ謝らないスタンスだったので、相手の目をしっかり見て、「はい」「そうですね」を繰り返し、対話の中で7割は相手が喋っている感じの状況が多かった。
すると不思議なことに、相手がどんどん不安を感じているような反応を示す。こういうケースは、本当に多かった。目が泳いでみたり、早口になるとか声が弱弱しくなるのをカバーするようにボリュームがあがっていったり、ストレスを感じた時に発するものなんだろうなという匂いがしたり。人によっては、話の内容がそれていくし、一つひとつの言葉が言い訳じみていったり。
そういうのを経験するうちに、この人たちは何をこんなに不安そうにしているんだろう、と疑問に思うようになった。もしかすると、その原因がわからないから不安なんじゃないかと仮説を立てた。調査はしていない。
ただ自分に当てはめて実践してみたとき、不安自体が漠然としている状況よりも、原因を突き詰めて考えたときの方が気持ちは楽になった。
以後、私はそれを一番のストレス対策としている。

理不尽な振る舞いを繰り返す人に対して、「あぁ生きられたら楽しいんだろうね」といった見方もある。それに対して、「いや、あの人たちめちゃくちゃしんどそうな顔してね?」と思ったのが、考えるようになったきっかけだ。
もちろん本当に、ある意味最強のメンタルみたいなものを具備して傍若無人をやっている人もいるでしょう。でも、その割合は低いんじゃないかな。私の体感では、何かに怯えた目をしている人が大半だった。

不安のもとを探る時間は、そのまま自分を見つめなおす時間にもなるだろうから、今のベストはこれですね。
言語化!


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