the band apart(naked) ビルボードライブ東京 1/5
今年一回目のライブでした。
(naked)はバンアパのアコースティック編成を指しており、既存曲のアレンジも含まれる。
(naked)の公演はおろか、アコースティック編成のライブを観に行くことも、ビルボード東京という会場も、全てが初めてづくしだった。
まず会場がレストラン形式である。私がいたのはサービスエリアであり、オーダーをしたらウェイターが持って来てくれるシステムだった。私は鬼の偏食なので、おとなしく唐揚げとポテトの盛り合わせを頼んだのだけれど、とても美味しかった。会計もQR決済であり、とても使いやすく感じた。
私は普段、アコースティックな感じの音楽を聴かない。いや、聴かなかった。特に理由はなく、好みの問題である。2022年にライブ通いを再開し、音楽の楽しさに改めて触れるなかで、もう一つふたつ受容の幅を広げていければなと思い始めた。
そんな矢先にこの公演の情報が出たので、行くことに決めた。
しかしまぁ、前述の通り全てが初めてづくしな訳ですよ。だから、予習的なことを一切せずに臨むことにした。オリジナルの曲は知っているけれど、(naked)名義で聴いたことのある曲は"light in the city 2"と"stereo 2"だけ。
アコースティックって、こんなに音が分厚いんだなというのが率直な感想です。すげえ!
曲の底の部分がめちゃくちゃしっかり聴こえる感じ。
今はまだこれぐらいの感想しか出てこないけれど、これからもっとアコースティックに慣れていって、理解を深めていけたらと思う。絶対に楽しい。
一番印象に残っているのは"pieces of yesterday"だ。調べたけれど、音源にはなっていない様だ。この曲をライブで聴くのも、もうどれぐらいぶりか分からない。でもこの曲、物凄くこの編成に合う曲でした。聴いていて、震えるほど楽しかった!
MCではモヒカンの話をしていた。
アンコールでは"Stay Up Late 2"が演奏されたのだが、その中でステージ裏のカーテンが開く演出があった。都心の夜景は綺麗で、ライトアップされたスケートリンクが、何故か妙にマッチして見えた。いつかのライブの終演後にこの曲の音源が流れていたのを、もう遥か昔のことのように感じた。喪われたかもしれない時間を取り戻すわけではないけれど、今年もライブにたくさん通い、一つひとつを噛み締めようと思った。
色々なものを見て聴いて、自らの糧としながら楽しんで、そんな一年にしていきたいです。
今年もよろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?