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Nothing's Carved In Stone "ONE-MAN TOUR 2024" Zepp DiverCity 2024/07/15

ナッシングスのツアーファイナル!
この日のライブは、自分の中でとても大きな発見があった。

まだ、直近のEPである「BRIGHTNESS」に対して、聴きはしたものの理解度を考えればまだ全然という状況。
他のバンドのライブで、逆に音源を聴くときの気合が入りすぎていて、いざライブでとなったときに異様な緊張感に苛まれ、身体がスムーズに動いていないような感覚があった。
だから、この日ライブが始まって、どんな感じで入っていけるのかなと少し不安があった。そんな想いとは裏腹に、驚くほどスムーズに入って行けたばかりか、とても自然体でいられた気がする。
ライブに行くたび、それがどのバンド、アーティストのものであっても、一音も聴きもらしたくないという思いがとても強い。そのため、多かれ少なかれ緊張はするし、どのタイミングで完全に入っていけるかという勝負をしている感は常にある。この日はほんと、よく分からない余裕があった。ナッシングスに対する信頼ももちろん、自分としても、何が起こっても最大限に楽しめるだろうなという直感が一曲目の”Freedom”のときに働き、その感覚のままで最後まで突っ走れた。これまでなかなかそういう体験はなかったので、今後この感覚が続くようならライブの楽しみ方がまたひとつ面白く変化するだろう。大切にしたい!

セットリストは、EPの曲に加えて、ライブで王道の曲が多かった。
この日一番嬉しかったのは、”Perfect Sound”ですね。この曲はナッシングスの代表曲だと思っているのだけれど、終演後にSEとして流れていることはあれど、ライブの中で演奏されることは意外と少ないように思う。
この曲、すごいですよね。タイトルからしてもう凄いわけじゃないですか。もちろん、こちらもそういう認識で聴くわけです。しかしその期待を優に超える完璧な音が奏でられている。
ライブで聴いた場合でもそれは同じで、この日の集大成としてまさにふさわしい演奏でした。この曲の前のMCのとき、ウブさんが鳴らしたざらついたギターの音で、もしや!と思ったのだけれど、実際に始まった時のうれしさたるや!

ELLEGARDENの活動が再開したときから、ナッシングスのライブに行くことはもしかしたら減るのかもしれないなと思っていた。
しかし今年も、今後開催される分も合わせたら、ワンマンだけで4回ある。押しも押されるライブバンドの演奏は、いくら聴いても毎回楽しい!
次は野音。久しぶりの野音!
雨や降らないでくれ!


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