気合

来年、というか来月からライブ通いを再開する。

実に2年ぶりだ。2年ぶり。分かりますか?2年ぶりなんですよ。
最後に行ったのが、2020年1月9日。次が2022年1月4日。まぁほぼピッタリ2年。
今まで最長だとどのぐらい空いてただろうかと思い返す。2008年12月、新木場スタジオコーストでの藍坊主のライブに行って以降は、コンスタントに通っていた。これが初めてのライブハウスだった。

行けなくなる以前の数年は、月2回ペースだった。
だから、最長の期間があるのも2008年以前だ。わりともう記憶も曖昧ではあるのだが、調べてみたら2007年の6月にYUIのライブに行ってる。渋谷公会堂の最前列ですよ。2つ隣に、当時はまだテレビで見かけることのあった芸能人がいたり。ライブハウスではないから最前列とステージの間がそこそこ開いてはいたけど、それでも右斜め前わりとすぐの所でYUIさんが歌ってたのは凄いことだったのかもしれん。
これでも一年半か。その前はもう、初めて行ったライブになる。2006年1月、幕張メッセでBUMP OF CHICKEN。ライブはひたすら感動してた記憶。入場前の寒さがヤバかったですね。流石真冬の海のそば。来年2月のチケットも当てたが、今回は大人しく開場後に行こうと思う。
ここの期間が1年5ヶ月。
やはり今回空いてしまった2年は、私の人生で最長のブランクということになる。

もちろん、配信ライブを観るなどしてライブに参加する感覚を持ち続けられるようにしてきたつもりではある。ただ、その環境でのそれと、ライブハウスで受ける音とが全く違うものであることは、私自身がよく知っている。
だから、多少の不安はありますよね。開演前のSEが止まって照明が落ちる、出囃子が鳴って、演者が入場する。一瞬の静寂の後、曲が始まる。
その後にくる、「その日最初の全ての音が重なる瞬間」。ここで死ぬ可能性があるわけですよ。これはね、ずっと危惧している。1年ぐらい。


でもまぁ、コロナにビビって何もしないではいられないのと同じ様に、そんな死に怯えてライブに行かないという選択肢もあり得ないんですよ。
だから、最大級の気合を持って、聴き込みや身体を覚ましておくことも怠らず、会場では如何に曲乗りを楽しむかだけを考えて。
マスク有りだもいうことを差し引いても以前の感覚とは異なることも多いのだろうが、そこに無理に合わせにいくのではなく、全開で楽しめるようになった時のことを常に意識しながら。


まだまだ言語化出来ない思いは尽きないんですが、まぁそういった諸々を全て気合という言葉に押し込み、それを持って行き楽しめたらと思う。

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