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クラフトビールのビアスタイル!!いろんな味わい伝えちゃいます!


こんにちは!
川尻一都(カワジリカズト)です。

今回は前回投稿でも予告していた、クラフトビールのスタイルについて書いていこうと思います!

前回は『クラフトビールを知ろう』を投稿しました。見ていない方はこちらをどうぞ!

クラフトビールのスタイルとは?

前回の投稿ではエール・ラガーを説明しました。それはあくまでも分類の総称みたいなモノで、クラフトビールには代表的なスタイルといった名称が付けられております。

このスタイルによって、結構好みが分かれていきます。

ビール好きの私でも結構好みが分かれてしまうくらい味わいがそれぞれで違っています。

代表的なスタイルとは?

《Pilsner》(ピルスナー)
チェコのピルゼン発祥のビアスタイル。
日本の大手ビール会社がよく製造していて、世界的にも最も多く造られている。
ホップの効いた爽快な香味の淡色ビール。


《IPA》(アイピーエー)
インディアペールエールの略で、イギリスからインドにビールの輸送中する際、ビールを腐らせないためにホップを大量に入れてみたところ、腐らずに苦味が増して味わい深くなったことが由来と言われてます。

《Hazy IPA》(ヘイジー アイピーエー)
『Hazy=濁った』と言う意味でオーツ麦や小麦を副原料として使っているため、濁った見た目が特徴。とろっとした口当たりで、フルーティーな味わい。飲みやすく女性に人気。

《West Coast IPA》(ウエスト コースト アイピーエー)
柑橘系のフレーバーがしっかりと効いていて、苦味の効いたドライな味わいが特徴。
個人的にはビール感を感じるため、ビール好きに好まれるスタイルです。

《Double(Imperial) IPA》(ダブル(インペリアル) アイピーエー)
ビールの原材料となるホップやモルトを通常より多く使用し、アルコール度数を高めたスタイル。
アルコール度数が高い分、飲み心地がよくホップの苦味を感じやすいのが特徴。
ImperialとIPAで「I」が2つあることからDouble IPAとも呼ばれてます。

《White beer》(ホワイト ビール)
主にモルトは小麦を使用しておりエール系特有のバナナのようなエステルと呼ばれる香りが特徴。
白濁とした見た目で口当たりが滑らかな飲み口。

・Weizen(ヴァイツェン)
小麦を50%以上使用
し、エステルの香りが特徴。
ヴァイツェンもいくつか種類が分けられていて、見た目がクリアな『クリスタルヴァイツェン』。
大麦麦芽をローストさせ見た目が黒い『ドゥンケルヴァイツェン』
アルコール度数を高めて厚みのある飲み応えの『ヴァイツェンボック』

・Belgian White(ベルジャン ホワイト)
ベルギー発祥のホワイトビール。特徴としては、”コリアンダー”や"オレンジピール"を入れて造ることにより、泡立ちがよくスパイスを感じる味わい。

《Black beer》(ブラック ビール)
日本では有名なギネスビールがイメージつきます。
主にモルトをローストすることで、コーヒーのような香りがつき、黒色が特徴的。
その中でも"ポーター"と"スタウト"に分かれる。

・Portor(ポーター)
18世紀のイギリス発祥ロンドン発祥で、当時はビールをブレンドすることが流行っていました。ですが、オーダー受けていてからブレンドする手間を省くために作ったビールが爆発的にヒットした商品。
荷物の運び屋と呼ばれる労働者から好まれていたため、その名が付いたと言われています。
口当たりが滑らかで、コーヒーやダークチョコレートのような風味があります。

・Stout(スタウト)
当時人気だった、ポーターを研究してスタウトを開発したのが、ギネスビールで有名なギネスアーサーです。焦がした大麦の力強い味わいが特徴。"スタウトポーター"と呼ばれていたのが略され、"スタウト"となりました。
ギネスビールのようなローストした大麦の力強い味わいが特徴的。

《Saison》(セゾン)
ベルギー発祥で、農家の農閑期の冬場に夏飲むために作られたのが始まりと言われています。季節に飲むビールとして"Saison"フランス語で"季節"と付けられています。セゾンビールには明確な定義がなく、セゾン酵母を使用して醗酵させている酸味の効いたドライなものやドライフルーツのような独特な味わいのものがあります。さっぱりとした飲み口が特徴的。

《Sour》(サワー)
サワーは名前の通り『酸味』を感じるスタイル。
酸味にもいろいろあり、ヨーグルトのような酸味やレモンのような酸味まであります。
ビール自体に乳酸菌や野生酵母を使用して味わいを出すのが特徴的です。
日本だと、かぼすやすだちを使ったり、海外ではフルーツピューレを加えたりしています。

・Cider(サイダー)
厳密に言うとビールではありません。
お馴染みの三ツ矢サイダーをイメージしますが、添加物の甘みではなく、リンゴを使ったベースのお酒になります。
本場のアメリカではサイダー専門店などがあり、"サイダリー"と呼ばれています。
アルコール度数も低めで飲みやすいお酒です。

《Barley Wine》(バーレーワイン)
ブドウが取れない地域がワインみたいな味わいを出したく造られた、ワインのようなビール。
"大麦=バーレー"という名前から付けられてます。
長期熟成させて作っているため、ワインやブランデーのような複雑な味を感じ、甘味のある仕上がりになってます。

以上がクラフトビールの代表的なスタイルでした。
みなさん、いかがでしたか?
気になるスタイルはありましたでしょうか?

クラフトビールには代表的なスタイルは存在しますが、クラフトビールには厳密な定義がなく、いろんなスタイルが生まれています。

日本酒 x クラフトビール
サイダー x クラフトビール=ハイブリッドサイダー

などがあります。
どんな味にするかは各ブルワーさん次第で変わっていきます。

今回は代表的なものを紹介しましたが、実際にはたくさんのスタイルか存在しています。クラフトビールの知識をつけて、ぜひ飲みに行かれたら嬉しいです。

次回はクラフトビールを置いてるお店など紹介したいと思います。

それではまた次回お会いしましょう!

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